《第7次朝鮮医療支援報告》(2003.12.6〜10)
12月6日(土)から10日(水)まで訪朝しました。私達と生野区の金氏の3名です。
7日朝から元山へ行き、江原道育児院、江原道口腔病院、江原道三予防院を訪問しました。
育児院では、冬場に向けての医薬品を支援しました。口腔病院では歯科麻酔薬、入れ歯の材料、治療機械等を支援しました。三予防院では、治療中の患者の症例検討をし、入院患者と面会しました。新たな結核薬も5名分を託しました。依頼された医薬品以外にも前回提案いただいた喘息薬を託しました。
夜は三予防院の関係者と夕食会を持ち、交流しました。翌日は再度訪問し、今後の協力について協議しました。
育児院では、医薬品、粉ミルクに加え、哺乳瓶が不足しているので支援してほしいと言われました。口腔病院では実際の治療現場を見学し、継続した支援を約束しました。三予防院では診療記録を閲覧し、国際社会からの支援(主に、韓国ですが)が有効に使われていることを確認しましたが、継続した支援でないため故障した医療機器が使えないことを訴えられました。関係機関に連絡しようと思います。
予定していた成興へは行くことが出来ませんでした。理由は内部事情だということでした。6月には是非行きたいと思います。
8日午後、平壌に戻る途中から、道路は前夜の雪で凍結していました。
夕刻、案内員の勧めでチャンマダン(自由?市場)を見学しました。7回の訪朝で初めての社会見学でした。巨大な官製の市場で、見るべきものはありませんでしたが、大勢の人が集まっていました。後日、知己の人から「見かけたよ」と言われ、少し吃驚しました。
9日は金川診療所、カルリムキル診療所、平壌医大、平壌三予防院を訪問しました。カルリムキル診療所は院長が不在だったため、10日出発の前に再度訪問しました。
9日夜は、担当部局である科学院2局と総括をしました。
その中で、
@日本にいる我々に朝鮮の医療の窮状を隠さず、その実態を知らせてほしい。
Aより多くの支援者が活動できるように、便宜を図ってほしい。
B国際機開からの援助が増えるよう、国内での活動の制約を減らしてほしい。
等々、要求しました。
なかなか色よい返事は返ってきませんでしたが、根気よく話し合っていこうと思います。
次回は3月の訪朝を予定しています。
 |