第107回運営委員会
8月4日に「関西STS連絡会」第107回運営委員会が、事務局の「NPO日常生活支援ネットワーク」事務所にて6時から8時半まで開催されました。
■出席された団体・グループ様は以下の通りです。……(参加:6団体)
_自立支援センターOSAKA(大阪市) _伊良原淳也(関西STS連絡会)
_NPO法人「自立生活センターFREE」(吹田市) _NPO法人「寝屋川市民たすけあいの会」(寝屋川市)
_い〜そらネットワーク(大阪市) _住谷章(大阪市)


【議 案】

■ 資料関係:

@『《大阪福祉配車センター》利用者増え自立運営へ/12年度は4000回目標』(東京交通新聞2012.7.16)
「全福協大阪支部が運営主体となっている「大阪福祉タクシー総合配車センターが自立運営への道を歩み出している。予約配車回数が順調に伸びている事情などを踏まえ、2012年度事業予算では大阪福祉タクシー運営連絡協議会からの補助金100万円を打ち切って運営する態勢を組んだ。
 11年度の配車回数は3683回で前年度比48%増、月平均307回と急伸。新年度に入ってからも4月は332回で前年同月比15・3%増、5月が359回で同37・6%増、6月が447回で42・2%増と月間で過去最高値を記録。3ヵ月間トータルでは1138回、前年同期比31・9%増。1日平均配車回数は12・5回となっている。急伸長の要因は、3年前から取り組んだ広報PR活動の効果が大きい。特に大阪市発行の福祉リフト券に福祉配車Cの電話事号を記載したことでリピーター顧客が増えた。同時期に利用しやすい運賃制度に変更(迎車料金1000円廃止と距離制運賃の新設等)したこともプラスに作用した。
 新年度の収支予算総額は605万円。会費収入が272万円、配車手数料(1回100円)が目標数4000回で40万円、サポートクラブの会費収入が38万円、福祉リフト券の負担金収入35万円などを合わせて計385万円。これに前期繰越金が220万円ある。支出額はオペレーター2人の人件費が320万円。賃貸料、電話代、通信費などの運営経費をあわせて409万円。予備費196万円で編成している。
 配車目標の4000回は、例年秋口から需要が増えており、今のペースなら充分達成が可能とみられる。センターに登録する事業者数は今年3月末現在で82社126台という状況。11年度は準会員13社が新規入会し、正会員を含めた6社が退会している。登録者数は745人。運営上の課題では、配車時に事業者が顧客を囲い込んでしまうケースが多々散見される。このため大福協では、利用者への名刺配付を禁止、違反した場合には除名するなどの罰則規定を検討している。苦情に対しても厳格に対応し、6回以上苦情が入った場合は除名措置を探る方針だ。
 最近の予約状況を聞くと、「大阪市内の病院にリハビリで往復送迎する輸送が増えている。車イスの利用者は乗り心地の良い車両を指定してくることが多い」(事務局)と話す。」


■ 報告ならびに今後の課題討議:

(1)大阪府下の運営協議会での“ローカルルール”の現状(中間報告)(関西STS連絡会・事務局)。

1.2009年4月:大阪市運営協へのNPO法人 日常生活支援ネットワーク(柿久保)の登録更新にともなう問題提起
■「文章」を提出し、@「適性検査票」不提出、A「迎車回送料金」申請、B「運転記録証明書」不提出、C「車両写真」不提出で臨む。
・大阪市:“協議が整わず”として拒否、放置。
・運輸支局:書類は受け取り、“協議は継続中”と。
※大阪市運営協への傍聴行動と、市・事務局との折衝を継続。

2.流れを変えた大阪府座長連絡会(運営協議会連絡会)(2010年〜2011年)
2010年秋大阪府北摂ブロック運営協で、新田座長(当時)が「迎車回送料金を認める」を提案
 ――背景:北摂ブロックでの登録団体数の低迷、減少傾向
 ・運営協委員(タクシー事業者):「大阪府の足並みがそろうのなら、やぶさかではない」と表明。
2011年2月大阪府座長連絡会
 「(大阪府)連絡会の結論として(迎車回送料金を)認める方向で統一する」(北摂ブロック運営協2011年3月4日添付資料より)

3.国土交通省・通達と、運輸支局の動き
■2011年6月:国交省第89号「自家用有償旅客運送制度の着実な取組みに向けての対応について
■2012年2月:大阪府座長連絡会で、大阪府下各ブロックの足並みがそろい始める

4.関西STS連絡会『2012.5.30要望書』提出と要請行動。
 @2012年5年30日要請行動:近畿運輸局自動車交通部旅客第2課(稲澤 専門官、明石 係長)
 A2012年5年31日要請行動:近畿運輸支局(山本 運輸企画専門官、大垣 運輸企画専門官)
 B2012年6年11日要請行動:大阪府福祉部地域福祉推進室地域福祉課企画調整グループ
                   (辻 輝昭 課長補佐、東 太滋 主査、野田 晃伸 副主査)
 C2012年6年15日要請行動:大阪市福祉局生活福祉部地域福祉課(中野 博江 担当係長)
関西STS連絡会『2012.5.30要望書』(近畿運輸局、大阪市運営協事務局宛)【添付資料T】
   http://www.e-sora.net/k-sts/2012.5.10taisi-sikyokuyoubou.pdf
関西STS連絡会『2012.6.11要望書』(大阪府宛)【添付資料U】
   http://www.e-sora.net/k-sts/2012.6.11taifuyoubou.pdf

5.大阪市運営協の協議基準改革論議
2012年7月24日:大阪市(第1回)運営協開催(協議基準変更を確認)
・【迎車回送料金】現行「迎車回送料金は原則認めないこととする。」→
  改正後「迎車回送料金については、個別の案件ごとに協議会において協議するものとする。」
・【使用する自動車(セダン車)】現行「寝台車、車いす車、兼用車、回転シート車」→
  改正後「セダン等(貨物輸送の用に供する自動車を除く。)」を追加
■資料報告:大阪府下各ブロック運営協の状況
添付資料『大阪府下各ブロックの状況』(2012年7月10日現在)【添付資料V】
   http://www.e-sora.net/k-sts/2012.7.10osakafuzyoukyou.pdf
関西STS連絡会『要望書』の公表
運輸支局、大阪市事務局が、「回答書」の準備中

6.今後の課題
@登録団体の減少傾向
北摂ブロック運営協:更新手続き団体が現れないと、運営協の開催すら危うい状況
大阪市運営協:「登録を更新せずお止めになる事業者も多い。運送の対価以外の対価は認めてもよいのではないか。」(座長発言:議事録より)
A基準は改正されたが、申請団体無し
・広報を含め、この間の問題点を整理するべき時期に。
B大阪市運営協へ「登録更新」手続きへ。
運輸支局、大阪市運営協の「回答書」が届いたら、「登録更新」手続きに入る。
※ 課題は山積み状態だが、移動送迎活動の基本に返って、もう一度、問題を整理し直したいと考えています。(柿久保)


(2)「NPO法人 移動送迎支援活動情報センター 2012年度通常総会」の開催(2012.8.4)
「事業報告」では、交通基本法が依然として「継続審議扱中」であり、変化に対応するために「全国移動ネット」との連携強化。関西STS連絡会との定例活動として、毎月の「運転協力者講習」と人材育成。また福井県坂井市での移動送迎支援活動の地域ネット立ち上げ支援と組織結成。記念行事での三星昭宏氏、秋山哲男氏、中根裕氏等を招いた講演会、セミナーの開催と意見交換などが報告され、今後も地道な取り組みを展開し、一歩でも前進していくことが確認された。
 その後、(1)運転協力者認定講習、(2)社会教育事業、(3)ネットワーク支援事業、(4)相談・支援活動事業における決算報告、事業計画・予算書の件について協議し、全て可決された。


(3)8月度〜の「運転者認定講習会」の開催
 ◎ 8月27、28日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市)
 ◎ 8月31、9月1日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市)
 ◎ 9月24、25日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市)
 ◎10月15、16日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市)
 ◎11月26、27日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市)
 ◎12月17、18日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市)


■次回運営委員会:9月1日(土)pm6:00〜8:00
於:NPO日常生活支援ネットワーク事務所