第33回運営委員会
■4月2日の「関西STS連絡会」第33回運営委員会が、事務局の「NPO日常生活支援ネットワーク」事務所にて6時から8時半まで開催されました。
■出席された団体・グループ様は以下の通りです。……(参加:23団体)
_車いす緊急修理サービス(大阪市) ・NPO法人「アクティブ ネットワーク」(茨木市)
・障害者生活支援センター「すてっぷ21」(茨木市) _NPO法人「アップストリーム障がい者支援センター」(尼崎市)
_楽々移動サービス(大阪市) _NPO法人「フクシライフ」(泉佐野市)
NPO法人「ベルビー」(枚方市) _NPO法人「フィフティ・フィフティ」(堺市)
_NPO法人「りんかい福祉」(泉佐野市) _NPO法人「きずなの会」(堺市)
_NPO法人「たんぽぽの会」(泉佐野市) _NPO法人くらしのたすけあい「えぷろんの会」(阪南市)
つばさ介護サービス(福祉タクシーつばさ)(大阪市) _NPO法人「自立生活センターやお」(八尾市)
自立生活ステーション「YOU CAN」(大東市) _NPO法人「せかんど」(堺市)
NPO法人「社会福祉住環境推進協議会」(大阪市) _NPO法人「いばらき自立支援センターぽぽんがぽん」(茨木市)
NPO法人「送迎ボランティア大阪」(大阪市) 「い〜そらネット」(大阪市)
自立支援センターOSAKA(大阪市)
/・近畿大学・都市交通工学研究室(東大阪市) 大阪大学・交通システム学領域(大阪市)

【議 案】

■ 資料関係:

@「=規制緩和4年目= 幼児送迎や異業種進出も」(2005.3.7東京交通新聞)
香川県高松市で「子育て応援タクシー」がヒット。花園タクシー(25台)の20代の社長と、NPO法人わはは(輪母)ネットの30代の代表が共同開発し、地元労働金庫のNPO向け助成金でチャイルドシートや専用ステッカー費用に充てている。」

A
「救急搬送の全国ネットワークを構築」(2005.3.14東京交通新聞)
「全国の
民間救急事業者約20社は、任意団体「全国民間救急サービス事業者連合会」を4月1日に発足させる。将来的には社団法人化し、47都道府県に支局を開設。全国を9ブロックに分け、各ブロックに基幹支局を設置する。」

B
「=福祉運営協= 宮城県も全県エリアで/セダン特区を申請へ」(2005.3.14東京交通新聞)
宮城県は月内にも、全県エリアを対象とする福祉有償運送の運営協議会を設置する。市町村単位で設置を促進する一方、県内を8ブロックに分けた複数市町村での共同設置を推進する。申請法人の活動範囲が全県に及ぶ広域ケースなどを踏まえ県主宰の調整推進会議(運営協)を設置福祉移送サービスの空白地城が生じないよう措置する。全域でセダン特区も申請する。同県は先月末、県内市町村に対応方針を通知した。県主導による全県エリアでの設置は、岡山、神奈川、長野(新年度)、埼玉(同)に加えて5県目となる。」

C
「神奈川の県央地区で福祉有償運営協の初会合/NPO2団体の申請了承」(2005.3.21東京交通新聞)
「NPO法人あつぎ障害者自立生活センター、NPO法人ワーカーズ・コレクティブ・キャリージョイの申請内容に異論は出ず、キャリージョイについては5月に運転研修を受講することを前提に、いずれも了承した。」



■ 報告事項:

@大阪府の「運営協議会」開催に向けた課題の整理
大阪府より関西STS連絡会「福祉有償運送に係る実態調査用紙」回収についての依頼があり、STサービス実施団体で未回収のところへ送付・回収の協力を済ませる。
(1)
大阪府に、各ブロックごとでの「説明会」の開催を促す必要がある。
 (介護保険・支援費関係のみではなく、NPO・社会福祉協議会にも周知させること)
(2)
大阪府として「セダン特区申請」をすることを促す必要がある。

A
関西STS連絡会扱いの「地域生活支援活動保険」スタート
現在:35団体、1200人  
【ご協力を

B
東京よりの報告:中根裕氏(NPO法人福祉交通支援センター、『モヴェーレ』編集委員)
STサービスNPO団体の、運営協議会への「80条ガイドライン申請」の動きがにぶい
 (理由:@煩雑な書類の問題、A申請するかしないかの迷い
・「運営協議会」の立ち上げをめぐって、
各地でネットワーク化が図られている(積極面)
「セダン特区」申請問題は、タクシー事業者との兼ね合いがむずかしい

C
3月12日「神戸セミナー」:行政の動きがにぶい!!

D
泉州ブロック:大阪府「運営協議会」立ち上げをめぐって、ネットワーク強化の好機

E
大阪大学交通システム学領域:兵庫県での交通・福祉において、障害者別のニーズの分析中。今後のSTサービスのあり様につなげていく。

F
堺市:3月11日に、さかい市民ネットで「運転研修会」開催。

G
近畿大学都市交通工学研究室今年度の卒業論文2編(@堺相互タクシーの介護タクシー利用者の分析、A枚方市のSTサービス分析)を関西STS連絡会に寄贈。

H
泉州地域
・「泉佐野市」「阪南市」「泉南市」に
「公開要望書」を12月に提出。
・2月25・26日、4月8・10日 
「移動送迎運転協力者(安全講習インストラクター)養成研修会」を開催。

I
尼崎市
・3月9日に、
尼崎市健康福祉課、障害福祉課と折衝
 ※移動制約者(高齢者10万、障害者2万)をめぐるモビリティ(公平で自由な移動)についての協議。
・今後の予定
 @5月前半
「兵庫県への要望書」提出行動
 A9〜10月に、
「移動送迎セミナー」を開催する。

J
NPO法人「りんかい福祉」(泉佐野市):1月NPO法人に、3月介護保険事業開始。

K
宮崎氏(自立生活ステーションYOU CAN):コミュニティ財団より「STS広報」の助成事業


今後の課題整理:

大阪府の「運営協議会」をめぐって
各ブロックごとでの「説明会」の開催要望
「セダン特区」申請の要望
大阪府のSTサービスの実態把握

●兵庫県への「公開要望書」提出行動(5月下旬〜6月上旬に予定)

●セミナーの開催

尼崎セミナーの開催(9〜10月を予定)
泉州ブロック・セミナーの開催(幹事自治体=高石市を巻き込む)


■次回運営委員会:5月7日(土)pm6:00〜8:00
       於:NPO日常生活支援ネットワーク事務所