7回運営委員会(2002/08/03)

参加:7団体
ユーダ(大阪市) ライフパートナーのぞみ(大阪市)
NPO寝屋川市民たすけあいの会(寝屋川市) NPO日常生活支援ネットワーク(大阪市)
「い~そらネット」(大阪市) 近畿大学・都市交通工学研究室 
大阪大学大学院工学研究科(猪井)

【議 案】

◎報告事項
①資料報告:「(神戸)移動・送迎サービス事業の広域化とネットワークの確立(案)」
(阪神移動サービスネットワーク:参加団体12団体)
◇目的・概要:移動支援を効率的・安全かつ円滑に行うことを目的として各団体がネットワークを組み組織的に送迎サービスを……。
 神戸市全域の移動制約者の誰でもが、いつでも、どこへでも、自由に移動し、生活できる地域を実現することにより、市民の社会参加の促進……。
 ①コーディネイト事務局の確立 ②情報の収集・交換 ③パソコン利用による空車の活用 ④サービス質の向上を図る研修会の開催等
※課題は、それぞれの成り立ち、活動の経緯の違う各団体間で、サービス内容を均一化していくことが可能かの問題。

②資料報告:「大阪市高齢者外出支援活動補助事業」
 (社会福祉法人大阪市社会福祉協議会・大阪市ボランティア情報センター)
2005年までのモデル事業
補助対象
 1)対象団体:保険・医療または福祉の増進を図る活動を行うNPO法人。
 2)対象活動:大阪市内に居住する65歳以上で、一般交通機関の利用が困難な高齢者を、移送用車輌を使用して……送迎する外出支援活動。(※ガイドヘルプ活動は、もり込まれず)
 3)対象経費:
  ①移送用車輌購入経費の2分の1(上限:1車輌につき150万円)
  ②移送用車輌駐車場経費の2分の1(上限:1車輌につき2万円)
  ③送迎経費1回につき250円(上限:1月につき2.5万円)
※障害者の介助活動において、「支援費支給制度」実施により移動送迎支援サービスへの補助金がなくなることへの対応が今後の課題となる。

◎参加団体からの報告・交流④
「ライフパートナーのぞみ」(大阪市)から
◇活動母体:社会福祉法人 阿望仔 望之門保育園
◇「ライフパートナーのぞみ」
  ・'97~ 地域高齢者在宅支援事業
  ・'00~ 外出支援サービス
  ・'02
  障害者にも配食サービス
◇「外出支援サービス」
  ・定期利用者…託老所、障害者作業所 ・個別対応…遠出が多い
  ・悩み①…半数の寝たきり者の問題
      ②…介護保険とのスタンスについて

◎討議(議事録)
移動送迎支援サービス団体研修会の企画
 ・日時:9月14日(土)pm1:30~4:30
 ・会場:大阪社会福祉指導センター研修室5(地下鉄「谷町6丁目」「谷町9丁目」)
 ・共同主催:関西STS連絡会、
        (福)大阪府社会福祉協議会 大阪府ボランティア・市民活動センター
 ・名称:『移動送迎支援活動の広がりと必要性~道路運送法80条で何が問題になっているのか?~』
 ・内容:
  ①「道路運送法80条を理解する」(講師:近畿運輸局(未定))
  ②「移動送迎サービスの必要性」(講師:東京ボランティアセンター・安藤雄太氏) 
  ③パネルディスカッション
   コーディネーター(柿久保)、パネリスト(近畿運輸局、安藤雄太氏、森茂輝氏(大阪ボランティア・市民活動センター)

運転リーダー向けの運転研修会の開催
 ・日時:10月5日(土)[予定]…詳細は後日

東京での“円卓会議”(7月26日)の情報について
 ・東京では謝意的認知度が高い (細かい情報は入り次第に報告)