『福祉有償運送 運営協設置/新制度以降は8地域』
(東京交通新聞2007.1.29)


 自家用車有償運送の新制度(道路運送法登録制)が昨年10月にスタートして以降、全国で新設された運営協議会の数は、11月末までの2ヵ月間福祉運営協が福岡市など8地域にとどまり、過疎地運営協はなかったことが、国土交通省がこのほどまとめた調査速報で分かった。主宰する自治体側の関心やタクシー業界の問題意識は高まっており、今後は増える可能性がある。
 まとめによると福祉運営協の設置数昨年11月末現在全国505地域新制度の下、10月に須賀川市(福島)、柏崎市(新潟)、阿賀野市(同)、北山村(和歌山)、福岡市、11月に印旛村(千葉)、御殿場市(静岡)、裾野市・長泉町・清水町(同=広域運営協)の計8地域が発足、初会合を開催した。
 福祉運営協の数は構造改革特区として認められた最初期の2003年度に10地域、セダン特区に衣替えされた2004年度は32地域2005年度437地域2006年度9月末497地域と推移。高齢社会の移動ニーズの高まりとともに着実に広がってきている。
 10月末時点で旧法80条許可(79条登録)団体数2136車両数1万2670台、うちセダンは半数超の6935台。同月中に新規に登録を受けた団体はなかった。

自家用車有償運送運営協議会の設置・状況
(2006年11月末現在)
【福祉】
 ◇運営協
     505地域(437)
  ※10〜11月新設=須賀川市(福島)、印旛村(千葉)、柏崎市(新潟)、阿賀野市(同)、
   御殿場市(静岡)、裾野市・長泉町・清水町(同)、北山木寸(和歌山)、福岡市
 ◇運行許可   2,136団体(1,264)
 ◇車両計   12,670台(7,795)
 ◇セダン型   6,935台(4,491)
【過疎地】
 ◇運営協
      46地域(43)
  ※10〜11月新設=なし
 ◇運行許可    41団体(31)
 ◇車両      365台(321)
  ※国交省まとめ・速報(団体・車両数は10月末現在)。カッコ内数字は3月末。
   運行許可は10月の新制度以降「登録」