| 『〈さわやかNPO〉障害者や高齢者の「足」に/新たなドライバー・スタッフ確保急務』 (大阪日日新聞2007.8.19) 守口市発行の障害手帳所持者や要介護認定を受けている人らを対象に、介護車両を使って病院などへの送迎を行っている。障害者や高齢者の「足」として、市民の暮らしを支えている。
1999年、脳梗塞(こうそく)の後遺症に苦しむ人たちを送迎するボランティア団体として発足。高齢社会を迎える中で、支援する対象者を広げていった。市民のニーズは高く、活動を継続していくため、2005年12月にNPO法人の認証を受けた。 送迎を利用するには、事前に会員登録が必要。入会金(1000円)と年会費(2000円)を払って登録すれば、初乗り(2`)200円、それ以降は1`ごとに100円で送迎してもらうことができる。 送迎は予約制だが、当日でもペナルティーなしでキャンセル可能。利用時間は平日の午前9時から午後4時までで、土・日曜日と祝日は原則休日だ。 送迎に使う介護車両は3台あり、いずれも車いすに乗ったまま乗車できる仕様になっている。一般のタクシーと比べ、簡単に乗り降りできるのが特長だ。 180人にも上る会員(利用者)がおり、1日平均10人が利用する。大半が病院へ通うために活用しているが、結婚式や同窓会などに出席するために利用する人もいるという。 特に病院が診察を始める午前9時ごろは、予約が集中する時間帯。代表理事の荒木武士さん(68)を中心に6人のドライバーが、3台の介護車両をフル稼働させて活動する。 全員が携帯電話を使って連絡を取り合い、手の空いているドライバーが送迎待ちの利用者に対応し、 待ち時間が長引かないよう心掛ける。「ありがとう」。利用者からの温かい言葉が、ドライバーを支えるエネルギーだ。活動は活発だが、将来的には不安も抱える。ドライバーの年齢が67〜72歳と高く、新たなドライバー確保は急務。会計や監査など運営を支えるスタッフの増員も必要だ。 家族の協力が得られるよう、ドライバーはプライベートを優先しながら活動に取り組んでおり、荒木さんは「社会貢献につながり、やりがいのある活動なので、ボランティア精神で運営に参加してほしい」と呼び掛けている。(千星和宏)
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