チベットへの御案内


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準備編


冬のチベットに行けない訳ではないけれど、おすすめのシーズンは6月〜10月。この期間は気候がよいし、雨も少ない。又、この時期なら、夏の衣装でOK。 ただし、「1日の中に四季がある」チベット、5000m以上の地に行くことを考えると、セーターやジャケットは必須。靴は、当然はきなれたスニーカーやトレッキングシューズが良。ふつうの旅行グッズの他、持って行くと便利なものは、懐中電灯と水筒。懐中電灯は、停電の時(3星ホテルでさえも、きっと旅行中1回は遭遇するだろう)だけでなく、各地の寺院の中は薄暗い所が多いので、壁画や、立体マンダラをじっくり見るために必要。水はどこでも売っているので、ペットボトルを持ち歩いてもOK。ただし、一度フタを開けると締まりの悪いのもあり、カバンの中が水浸し、なんてこともあり。

最後に高山病には要注意。個人差はあるとおもうが、例をいくつか紹介すると

A男さんの例

ラサ到着時はなんでもなかったが、ヤムドック湖周辺のお花畑でいっぱい写真を撮っていたら、シャッターを切るときに息を止めていたせいか、その後、頭痛におそわれ、2〜3日は立っているのさえしんどかった。

B子さんの例

ラサ到着後、6時間ぐらいして、ひとねむりしたあと、ベットから立ち上がろうとして、目の前、くらくら。ひどい頭痛におそわれ、夕食も食べられず。一晩中ウトウトの中、水を飲み続けたかいあって、次の朝、無事復活。旅程に支障無し。

C子さんの例

ラサ到着時、なんとなく体がクラッとするかんじで、空気の薄さを知る。その後、徐々に頭痛となり、又、各寺でのヤクバターの匂いが鼻につき、頭痛・はきけで、ヘタレ状況。成都に戻ったとたん頭すっきり。

以上、チベットに行くなら、最低一週間ぐらい前からは心の準備として(酒、タバコなどを減らすなど)生活の摂生がよいかもしれない。現地では、水をしっかり飲むこと。ゆっくり歩くこと。(急ごうたってハアハアなる)どうしてもというときは、たいていのレストランやホテルで、簡易酸素スプレーが売っている。



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