《書籍案内》
移動送迎サービス
『運転協力者研修テキスト』

A4版108ページ
1000
18刷2022.12発行)
◎執筆編集・発行:
関西STS連絡会/
特別非営利活動法人
移動送迎支援活動情報センター




●問い合せ先●
特別非営利活動法人
移動送迎支援活動情報センター
大阪市浪速区敷津東
3-6-10
TEL/FAX:
06-4396-9189
Email:
stsosaka@gmail.com





 
 
 



《 2023 移動送迎支援活動セミナー》
地域生活での移動・外出手段の現状と、            ニーズに合った取組みを考える!

 交通バリアフリー法、介護保険法(2000年)から改正「道路運送法」(2006年)により“福祉有償運送”や“公共交通空白地有償運送”が制度化されて17年が経過しました。そして国交省、厚労省を交えた「高齢者の移動手段の確保に関する検討会」(2017年)により“自家用有償運送の活用”“許可・登録を要しない輸送の明確化”と共に、「地域における分野横断的連携」「介護サービスと輸送サービスの連携」の促進(「通達」に反映)以降、それまで動かなかった厚い壁が徐々に変わりはじめています。
 そうした状況は、交通空白地域対策、介護予防の推進、買物難民問題、高齢者免許返納促進などの社会情勢の緊迫化がそうさせてきていると同時に、一方で地域、生活の場でそれぞれの切実なニーズと資源に合わせた住民による努力や、行政、社協、地域包括支援センター、自治会等がいっしょになって取組みを積み重ねてきたことが要因にあると考えています。
 最近の「高齢者の移動手段を確保するための制度・事業モデルパンフレット(2022年 国交省改訂)」や「高齢者等の移動手段確保方策に関する提言(2023年 方策検討委員会)」などでの現状のご講演をお受けしながら、地域の“生活交通”“くらしの足”を支える取組み、住民主導による“互助型の移動支援”など、足下からの移動サービスの課題を、取組みの実践も踏まえながらいっしょに考えていきましょう。

2023移動送迎支援活動セミナー》

■ 開催日:2023年11月10日(金)
■ 時 間:13:00~16:30
12:30開場)
会 場:大阪市立総合生涯学習センター5階 第一研修室
大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル
参加費(資料代):500円
■ 主 催:NPO法人 移動送迎支援活動情報センター
■ 後 援: 関西STS連絡会
NPO
法人 全国移動サービスネットワーク

《セミナー次第》13:00~16:30)

●基調講演:

「道路運送法改正から17年、今、問われている課題は何か(仮題)」:
・講師:関口幸一さん
(NPO法人 全国移動サービスネットワーク・監事
              /元・国土交通省自動車交通局旅客課長)

・聞き手:伊藤みどりさん(NPO法人 全国移動サービスネットワーク・事務局長)

●地域からの報告:
① 日野町東桜谷おしゃべり会「おたすけカゴヤ」の取組み
(滋賀県蒲生郡)
太子町社会福祉協議会「外出支援・訪問型サービスD」の取組み
(大阪府南河内郡)
③ 和泉市「移動支援サービス・チョイサポしのだ」の取組み(大阪府和泉市)

●近畿圏での現状:
「近畿圏での“生活交通”“くらしの足”を支える法整備の到達点(仮題)」
大石信太郎さん(近畿運輸局 大阪運輸支局 輸送部門 運輸企画専門官)

●質疑応答&まとめ:
三星昭宏さん
(近畿大学 名誉教授、関西STS連絡会 顧問)
柿久保 浩次さん(関西STS連絡会)

 
午前の部:「移動サービスに関する個別相談会」(要・予約)
10:30~12:00)

セミナー参加申込書⇐ココから

「個別相談会申込書⇐ココから

《お問い合わせ》関西STS連絡会
TEL/FAX : 06-4396-9189 Email:stsosaka@gmail.com

大阪市立総合生涯学習センター5階 第一研修室
・大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル
◎地下鉄:御堂筋線「梅田」/四つ橋線「西梅田」/谷町線「東梅田」
◎JR:「大阪駅」/東西線「北新地駅」
◎私鉄:阪神電車「大阪梅田」/阪急電車「大阪梅田」)


20231月吉日
各 移動送迎団体グループ 担当者 殿

「運転協力者認定講習会」開催のご案内

関西STS連絡会 代表 伊良原 淳也

 福祉有償運送における運転協力者は、「普通第1種免許の者は国土交通大臣認定の講習を修了していること」が「運転者の要件」とされております。
 国土交通省により改正道路運送法フォローアップ検討会が開かれ、登録(更新)手続きの簡素化や経過措置などが検討されてはいるものの、各行政による上乗せ基準などが私たちの日常活動に重たいハードルとなっているのが現状です。
 大阪府の「福祉有償運送登録状況」によると、利用者数は増えているにもかかわらず、登録団体が減少、運転協力者数も減少しており、移動送迎支援活動を実施している各団体、そしてサービス利用者さんの悲鳴が聞こえてきております。
 この間の全国各地での調査結果でも、運転協力者の確保が非常に難しく「減少傾向」を示しているという厳しい現状が明らかになってきています。
 ともあれ、可能な限り運転協力者を確保し育成していくことが、今後の移動送迎支援サービスの拡充に向けての大きな課題となっていることには違いありません。
 
“誰もが自由に移動できる地域社会”、そして“活きいきとした移動送迎支援活動の発展”を願う私どものネットワークでは、この機会に各地で開かれている「福祉有償運送及びセダン等運転者認定講習会」にそれぞれの力量に合わせて、可能な限り参加、修了されることをお勧めいたします。
敬具

福祉有償運送「運転協力者認定講習会」案内
開催日 開催場所 詳 細
12月16日(土)(9:30 ~18:00)
※昼休憩:45分含む
日常生活支援ネットワーク
事務所
(大阪市浪速区)
ココから!!
12月17日(日)(10:00 ~11:30)
※セダン講習希望者のみ
日常生活支援ネットワーク
事務所
(大阪市浪速区)
ココから!!
1月20日(土)(9:30 ~18:00)
※昼休憩:45分含む
日常生活支援ネットワーク
事務所
(大阪市浪速区)
ココから!!
1月21日(日)(10:00 ~11:30)
※セダン講習希望者のみ
日常生活支援ネットワーク
事務所
(大阪市浪速区)
ココから!!
※「コロナウイルス禍」の状況変化により開催日の延期・変更もあります。
 本サイトにより最新情報を発信しますので、チェックをお願いします。

《お問い合わせ》関西STS連絡会
TEL:06-4396-9189 Email:stsosaka@gmail.com



活 動 趣 旨

 地域の障害者や高齢者及び移動制約者の社会参加・支援のための市民型・移動送迎の活動を行っている団体、グループ及び支援協力者、当事者(障害者)です。
 高齢化が進むわが国において、移動制約者の方々は、人口に占める割合が急速に拡大し、
「移動・送迎支援サービス」に関するニーズも増えてきています。
 車いすを利用している人や歩行困難な障害者・高齢者、公共交通機関を利用しがたい人などが、福祉車両等を活用し移動する。そのためのサービスを行っているNPOなどによる支援活動は、
地域の移動制約者にとっては、生活に欠かせない存在になっています。
 交通バリアフリー法(2000年)から
新・交通バリアフリー法(2006年)に改正され、ますます交通機関においてすべての人が安心して快適に移動できる環境づくりとして、交通バリアフリー化が取り組まれています。
 また、国土交通省、厚生労働省が、2004年から道路運送法の例外規定を明確化した「全国ガイドライン」を通達、2006年には道路運送法79条に明文化し、一定の手続きをふめば、
移動送迎支援活動を行うことができるようになりました。
 このような社会情勢の変化の中で、私たちは、障害者・高齢者及び移動制約者に対し、
自由な移動環境地域社会において創造、構築、提供を行うと共に、移動送迎支援活動を行っているグループや団体、個人情報交換・研修・調査・研究等の交流活動を行い、支援活動団体の力をつけてゆき、障害者や高齢者や移動制約者が自由に移動して社会参加をすすめ、生活を豊かに営むことができる社会の実現に寄与するために、特定非営利活動法人 移動送迎支援活動情報センターを設立しました。


活 動 紹 介

(1)移動制約者の移動環境に関する調査・研究活動
「80条ガイドライン通達」実施後の活動・支援団体の動向及び変化と、
移動制約者の実情調査

(2)移動・送迎支援活動に関する
各種講座・セミナーの開催等の社会教育活動
①運転協力者研修、②運転協力者研修を行うインストラクター養成研修

(3)移動制約者及び移動・送迎支援活動団体に関する行政、
 企業、市民団体、ボランティア団体、NPO団体等
とのネットワークづくり及びコーディネート等
の支援活動
移動送迎問題についての情報収集と情報発信

(4)障害者、高齢者及び移動制約者の
社会参加支援活動
外出・移動に関する相談及び情報提供

(5)移動・送迎活動
障害者、高齢者及び移動制約者の移動・送迎活動