福祉・介助者ポジティブキャンペーン vol.3 (2010年3月)

全体ブース

2008年夏より福祉の、特に「障がい者支援」「地域支援」を行なう事業所や団体、介助者のおシゴトを一般的に周知し、人材募集や定着につなげていくプロジェクトを立ち上げました。
2009年1月31日に第1回目のキャンペーンイベントには、17の団体がネットワーク(ポジネット)に参加し、活動PR&介助者募集ブースを出展されました。

その2回目として、会場を大阪国際会議場に移しての開催。
事前PRを地下鉄構内全駅やリクルート社と提携して、求人誌の裏表紙で告知を打ちました。
参加団体も倍の34団体となり、当日は関係者200名、参加者300名、計500名という人がこのイベントに訪れました。

この3回目は、第1回目と同じ大阪府福祉人権推進センターを会場に開催。
また私どもに馴染み深いこの会場が、開催された2010.3月いっぱいでの閉館が決まり、今回以降の会場探しが課題となります。
今回はブース出展を地域の作業所にも呼びかけました。
事業所による活動PR&介助者募集ブースは24団体。作業所の物販出展ブースは11団体が参加されました。
関係者150名、参加者250名、計400名の方が来場されました。

メインホールでは、活動PR&介助者募集ブース。作業所物販出展ブース。と20代が発表するシンポジウム。
上のフロアの各部屋ではヘルパー講座やシンポジウム、サブイベントが催されました。

日時 2010.3.6(土)11:00~19:00
会場 大阪府福祉人権推進センター(大阪市浪速区)
参加者 250名

「おシゴトとしての地域支援~お金?やりがい?」

フォーラム

NPOや地域支援という職業に就労する市民がこの10年たいへん増えております。
職業という観点からNPOを見直すことを目的としたセミナー。

NPO法が出来、10年になろうとしております。
この10年の間に様々なNPOが地域で活躍するようになりました。
そのような地域支援が仕事として成立し、「新しい働きかた」として、いま、注目されています。
反面、職業としては一般の職業に比べ、収入面を比較しますと厳しいことも現実です。
「おシゴトとしての地域支援~お金?やりがい?」というテーマで、地域での就労支援に尽力されております、A’ワーク創造館の高見館長と京都で介助者の労働問題に取り組まれている渡邉琢さんをお招きして、これからの「働く価値観」について、みんなで考えるフォーラムです。

日時 2010.3.6(土)13:00-15:00
会場 大阪府福祉人権推進センター(大阪市浪速区)
講師 高見一夫さん 渡邉琢さん
参加者 24名

地域でのNPOやコミュニティビジネスから介護保険等の法制度化以降、大きなうねりをしている福祉分野について、ゲストとファシリテーターと観客の間で語り合われました。 特に福祉分野の経済状況と団体運営の大きな流れと、地域に根付いて住民本位の関係つくりと、労働者としての福祉職の矛盾に時間が費やされました。 法の優等生が優れた地域の担い手ではないが、法制度を根拠に経済基盤がある以上は草の根運動から社会的に団体運営を行なう立場であることを認識しなければなりません。 しかし、法に対してなんでも従えばいいわけではありません。 地域住民の声を代弁して、よりよい制度運営を行政や社会に求めていくことも大きな役割を担っています。

このセミナーを通し、NPO法、介護保険制度~障害者自立支援法、ロストジェネレーション世代までこの10年の社会やコミュニティをふりかえることができました。

現状の問題点を踏まえ、住民と地域と法律が絡み合いながらも、おシゴトとしての地域支援が成すべき観点を確認でき、前向きなセミナーとなりました。

“これからの地域支援を示す”パネルディスカッション 「20代から提案する 共に生きるとは~介助・生活・仕事」

パネル・ディスカッション

「地域」の「障害者介助」という分野は、一般的にも福祉のなかでもたいへんマイナー分野です。 しかしこの分野で奮闘する若い世代がこれからの地域福祉のモデルを指し示していけるのではと考えております。

この企画では、障害者の地域支援にかかわる学生介助者(大阪教育大学特別支援科のみなさん)と20代若手スタッフが当事者と協働しながら、打ち合わせ~発表しました。 30代ベテランコーディネーターと当事者がパネリストになり、介助にまつわる自分たちが頑張っていることを発表してもらいました。

発表のやり方としても映像や音楽という演出を用い、事前に介助者よりアンケートした内容を構成をして、わかりやすく観客に伝わるための工夫を用いたことが評価できます。 会場も同じく地域の派遣事業所や作業所で働いていたり、利用されている方々が主な観客となりました。 自分たちの介助や生活がなかなか社会的には周知されにくいが、少しづつでも知っていただきたいという意図が伝わる企画となりました。 まずは「ポジティブ」なことから語ることを十二分にすることができました。 若い世代の意識ある方々が団体や地域を超えたプロジェクトチームを構成し、発表できたことがまた近いうちに新たな展開を生み出すこととなると思っております。

日時 2010.3.6(土) 17:00~19:00
会場 大阪府福祉人権推進センター(大阪市浪速区)
講師 村上昭人さん
参加者 110名

コミュニケーショーンルーム「ポジティブカフェ」

ポジティブカフェ

じっくりと人と向き合うことをテーマにした企画がこの「ポジティブカフェ」です。 対人職として「人と向き合うこと」と「自分をふりかえること」を考えることが出来る毎回、好評なブースです。

今回もNPO法人海・空・太陽の藤本真由さんを講師にアロマワークショップやアロマ体験に加え、当事者で占いを長年学ばれている高橋すみれさんもお招きして、占いの館も同時開催。

日時 2010.3.6(土)11:00~15:00
会場 大阪府福祉人権推進センター2F自主活動室(大阪市浪速区)
講師 藤本真由さん 高橋すみれさん
参加者 36名

楽しいひとときとふりかえりが出来るこのブースを通じ、参加された介助者が“向き合う感性“に潤いを取り戻すきっかけになるような企画となりました。

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