《取り組みのご案内》

大阪朝鮮高級学校の運動場を守り、民族教育を支援する
東大阪市民の集い
 大阪朝鮮高級学校(以下「大阪朝鮮高校」)の運動場裁判を契機に、@民族学校や日本の民族学級などで学ぶ子どもたちが自らの民族性を大切にする教育を受ける権利(国際人権規約、子どもの権利条約)や、Aすべての外国人学校・民族学校を「正規の学校」として制度的に保障することを求める地域の方々と共に、裁判支援の傍聴行動をはじめ、訴訟の円満解決を求める「陳述書」の提出や、全国高校ラグビー大会が花園ラグビー場で開かれることから、「ラグビーのまち東大阪」で大阪朝鮮高校の果たしてきた役割を訴える手紙を全出場校に送るなど、地域に根ざした支援の活動を行ってきました。

《転機を向かえた裁判》
 大阪朝鮮高校・運動場の取扱いをめぐる裁判は、さる7月2日の第8回口頭弁論までが進められ、丹羽雅雄弁護士をはじめ5名の弁護団によって、「当時の土地区画整理事業において、日本人学校の教育施設と同等の配慮を行ってきた」とする東大阪市の主張に対して、資料の提出を含めながら的確な反論がなされてきました。特にここにきて、英田中学校と大阪朝鮮高校との取り扱いに大きな違いがあったことが新たに明らかになり、裁判の根幹の問題に関わる重要な局面を迎えております。
 東大阪市は、減歩率において公共的施設を通常の宅地扱いとしていたのみならず、英田中学校との減歩率における大きな違いや、運動場などを確保するための新たな土地の購入を含む予算措置があったことなど、当初の「土地区画整理事業だから公平な配慮」との主張そのものが問われ出してきています。
 8月30日の東大阪市民集会では、新たな裁判の局面について弁護団からの報告をお受けしながら、今後の取り組みの方向について考えていきたいと思います。多くのみなさんのご参加を!!

 大阪朝鮮高級学校の運動場を守り、民族教育を支援する 
東大阪市民の集い

■2008年8月30日(土)PM6:30〜(pm6:00開場)
■会場:
大阪府立中央図書館「ライティホール」
■参加費:500円(資料代)
《 次 第 》
@大阪朝鮮高級学校生・公演
A代表あいさつ
B
弁護団からの裁判の状況報告
C市民の会からの取組み報告
D大阪朝鮮高級学校生・アピール
E集会アピール文採択
【大阪朝鮮高級学校「運動場明け渡し裁判」ってなに?】←ココから


外国人学校の処遇改善を求める国会請願署名

 衆議院議長 殿
 参議院議長 殿

請願趣旨
 日本には現在、200万人を超える外国人が暮らしており、210校以上の外国人学校があります。外国人たちは自力で学校を運営し、子どもたちに自国の言葉や文化を教えながら、近隣の日本学校、地域住民との相互理解を深めております。また、外国人学校で学んだ子どもたちは、日本の「多文化共生社会」実現のため様々な分野で貢献しております。
 しかし、外国人学校に対する日本政府や自治体からの支援は十分でなく、学校経営を寄付に頼らざるを得ない状況です。何より、寄付を集めやすくする税制上の優遇措置は、欧米系のインターナショナルスクールには適用されていますが、朝鮮学校や中華学校などには適用されていません。日本弁護士連合会は2008年3月、日本政府に対して、このような差別的な取扱いを改善し、朝鮮学校などにも税制上優遇措置を適用するよう勧告を出しました。
 私たちは、朝鮮学校をはじめとする外国人学校の処遇改善を求め、下記のように請願します。

請願項目
○朝鮮学校をはじめとする外国人学校に対し、所得税法及び法人税法上の指定寄付金制度を適用すること。
○朝鮮学校をはじめとする外国人学校を所得税法及び法人税法上の特定公益増進法人制度の適用対象として取り扱うこと。

【国会請願署名用紙】←ココから
【ご存じですか? 朝鮮学校や中華学校への税制上の差別】←ココから



《第12回 東大阪国際交流フェスティバル》
 
 三ノ瀬公園に市民7,000人、
国際交流の輪を広げる
 
市民の会 西山 健一郎


 お天気に祝福される中、第12回東大阪国際交流フェスティバルが今年も三ノ瀬公園で開催され、市民約7000名が集う中、韓国・朝鮮、フィリピン、ベトナム、ネパール、西アフリカ、ブラジルなどの国々の歌や音楽・料理や民芸品が会場いっぱいに広がりました。今回のレポートは延べ500人を越えるフェスティバルを支えたスタッフ――これら裏方の方々の取り組みと、成果を中心に報告したいと思います。

《開催当日までの取り組み》
 11月3日当日までに、何と5回に及ぶ実行委員会が開催されます。そのなかの課題で、特に重要なのは収入を確保するための「賛助金」や「名刺広告」の確保、「金券チケット」の配布です。それぞれのツテや口コミにより何度も頭をさげて広告をお願いし、財源の確保に回ります。さらに「出店」や「舞台」の出し物のプログラム化、絵画展など展示物の準備、「布施ラインシネマ10」との提携による協賛の取り組みなど、イベントの盛り上がりを演出することです。
 特に今回のこれまでになかった一番の成果は、高賛侑さんや特別顧問の合田さんの働きかけで、「布施ラインシネマ10」との協力関係が新たな展開をみせたことです。それはフェスティバルの実行委員会が提案し、初めてラインシネマにおいてドキュメンタリー映画「ウリハッキョ」の一日上映を実現できたことです。映画は韓国人の若手映画監督キム・ミョンジュンさんが北海道の朝鮮学校を題材に、子どもたちにとっての「ウリハッキョ(私たちの学校)」を描いたもので、韓国でも評判になったものです。上映はフェスティバル後の11月18日で3回のみの限定でしたが、約300名の市民が鑑賞しました。
 このようなスタッフのアイデアと知恵がフェスティバルを通じて、私たちの街が“アジアの街、世界の街”であることをより実感できることにつながっていきます。
 さらに商店街や町会など多くの周辺の方々への広報は大切なことであり、人海戦術によって展開されています。その成果は次の言葉に凝縮され、苦労も吹っ飛ぶ思いです。「……ところで今日、少し動き回っただけで、荒川・永和などかなりの自治会の掲示板に、ポスターを貼ってくれているのを見つけました。地域の人たちが応援してくれているのが、よく分かるひとコマでした……」「……林さんは(フェスティバルの次の日の)朝から三ノ瀬公園に出向いて、公園管理人・細見さんにあいさつ。パネルを公園からユトリート東大阪へ、二人で運んだようです(頭が下がります)。……」
 それぞれの苦労が実を結んでいく様子が良く分かります。

《開催当日の取り組み》
 当日も、スタッフの面々は朝7時前から会場準備に大わらわです。前日のステージ骨組みを土台にした舞台の設営、テント建て、休憩コーナーの丸テーブル組み立て、ゴミ箱組み立て、便所掃除、衛生管理、配布パンフレットへのチラシの挟み込み、舞台の音声の調整、駐車場の管理、さらに終了後の金券チケットの精算、掃除やあと片付けなどなど、枚挙にいとまが無いほどの色々な仕事が積み重なって、やっと全体として完成するのです。このように見ると、本当にスタッフの頑張りには頭が下がります。

《やったねフェスティバルの盛況
 そして、今年も快晴のなか40に及ぶ出店は盛況となり、売り切れのお店も続出。舞台も25のグループによる民族舞踊や歌で三の瀬公園にあふれかえりました。布施駅からの派手で賑やかな統一農楽隊や秧歌(ヤンガー)などのパレード隊は、会場周辺を国際交流一色に染めました。
 参加した市民は、それぞれに会話を楽しみながら、舞台や出店での交流を深め、そして12回目の東大阪国際交流フェスティバルは幕を閉じました。すべての皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございます。 


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