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2024年 市民報告集会》
=外国籍の不就学児童生徒にかかわる諸問題 =
4年間の取組みのまとめと課題 報告集会

 文部科学省の「外国籍の“小中学校就学不明児童生徒数”が全国で22,000人」(2020年1月)との発表を受け、私たち市民の会とNPO法人 国際共生ネットは、東大阪市教委への「要望書」を提出し、同時に鳴戸市議による市議会質問による実態解明を進めてきました。私たちのスタート点は東大阪市議会答弁「就学状況を確認できない外国籍児童生徒数:127名判明(7ヵ国語)」(2020年5月1日現在)でした。
■ 大切な外国籍住民への細かいサポート
 不就学児童生徒の存在は一方で貧困問題ともつながっており、東大阪市「要保護児童対策地域協議会」での外国籍の子どもたちの存在も明らかになりました。
 新型コロナ禍「特別給付金」(
2020年)においても8月末のぎりぎりの締切りまで取組みましたが、最終的には“1692世帯(うち外国人245世帯)”が未申請のままとなりました。
 また、他市と比べて立ち後れていた文科省「帰国・外国人児童生徒等に対するきめ細かな支援事業」委託に関して、東大阪市は2021年度までは「無し(
0円)」の実態でした。2022年度以降は「文科省支援事業」として取組まれるようになりました。(2024年度予算では、少しの増額になるようです。)
■ 求められる現場への支援体制
 東大阪市の現状は「日本語指導が必要な児童生徒数」は424名(2023年5月)と急増しており、学校園の諸課題(学力向上、特別支援教育、生徒指導、日本語指導、部活動など)に対応するスクールサポーターも358人(2023年12月)と、現場の悲鳴が聞こえています。

 ご多忙の折りとは存じますが、ご参加とご協力をお願いする次第です。


2024年 市民報告集会
=外国籍の不就学児童生徒にかかわる諸問題=
4年間の取組みのまとめと課題 報告集会

「4年間の行動報告と見えてきた課題」
講師:安野 勝美さん
(外国籍の不就学児童問題を考える東大阪市民の会・事務局)

「4年間の取組みをふり返って」
報告:鳴戸 鉄哉さん
(前・東大阪市議)

◎ 日時:2024年5月9日(木)18:30~
◎ 会場:スコラ東大阪会議室
(東大阪市教職員組合)
(近鉄奈良線若江岩田駅北側 希来里(きらり)
2
◎ 参加費:
500(資料代)
-----------------------------------------------
◆ 主催:外国籍の不就学児童問題を考える東大阪市民の会 ◆
(事務局:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク)
TEL&FAX 06(6721)6670
Email:
kokusaiks@e-sora.net

「チラシ」←ココから!!



《2023年『第26回東大阪国際交流フェスティバル』
2023年11月3日(文化の日・金曜日) 
午前10時~午後3時30分
〈小雨決行〉
於:布施三ノ瀬公園

動画

2023年『第26回東大阪国際交流フェスティバル』写真報告》
 ◆第26回 フェスティバル写真:朝の会場設営編 ⇒ココから
 ◆第26回 フェスティバル写真:出店ブースの様子編 ⇒ココから
 ◆第26回 フェスティバル写真:子ども広場の様子編 ⇒ココから
 ◆第26回 フェスティバル写真:資源ステーション編 ⇒ココから
 ◆第26回 フェスティバル写真:特設ステージの様子編 ⇒ココから
 ◆第26回 フェスティバル写真:パレード隊の様子編 ⇒ココから
 ◆第26回 フェスティバル写真:
特別企画「ともに歌い、ともに踊ろう」編
⇒ココから



~多民族共生のまちづくりは東大阪から~

 東大阪国際交流フェスティバルは、新型コロナウイルス禍で2020、21年と中止を余儀なくされてきましたが、昨年(2022年)の「東大阪市ふれあい祭り(5月)」が復活にこぎ着けたことを契機に、私たちの東大阪国際交流フェスティバルも「感染防止ガイドライン」を作成し、東大阪市を交えた実行委員会を積み重ねながら復活に。そして今年(2023年)は、第26回目の開催となります。

 私たちのまち・東大阪には、88か国、20,184人(2023.7.31現在)の外国の人たちが住んでいます。東大阪国際交流フェスティバル当日、三ノ瀬公園は“アジアの出逢い”“世界の出逢い”の場になります。おとなから子どもまで楽しめるフェスティバルです。

 韓国・朝鮮、中国、ベトナム、フィリピン、タイ、インド、ネパール、メキシコ、アフリカ……。それぞれの歌や踊り、自慢の料理、民芸品など民族色豊かな内容が詰まっており、満喫できるフェスティバルとなります。三ノ瀬公園で、みんなでお友だちになりましょう。

 市民の手作りによる「東大阪国際交流フェスティバル」を機に、国籍や民族をこえて、たがいのちがいを豊かさに高めていきましょう。そして、だれもが暮らしやすい“国際共生のまち・東大阪”をつくり出していきましょう。
2023年11月3日
特定非営利活動法人 東大阪国際共生ネットワーク
第26回東大阪国際交流フェスティバル実行委員会


第26回東大阪国際交流フェスティバルの構成
 
【呼びかけ】特定非営利活動法人 東大阪国際共生ネットワーク
【主催】第26回東大阪国際交流フェスティバル実行委員会

在日本大韓民国民団布施支部 在日本大韓民国民団東大阪南支部
在日本大韓民国民団枚岡支部 東大阪近畿経友納税会
在日本朝鮮人総聯合会東大阪南支部 在日本朝鮮人総聯合会東大阪支部
在日本朝鮮東大阪商工会 東大阪朝鮮初級学校 東大阪朝鮮初級学校教育会
東大阪市国際交流協会 東大阪日中友好交流会 
(公社)アジア協会アジア友の会 東大阪市教職員組合
自治労東大阪市労働組合 東大阪市在日外国人教育研究協議会
東大阪民族講師会 東大阪同胞保護者会
布施夜間中学校 意岐部夜間中学校 特定非営利活動法人うり・そだん
日韓問題を考える東大阪市民の会

【共同代表】李周衡 沈基鳳 王自祥  城戸総一郎
【名誉顧問】呉龍浩 坂口久代
【特別顧問】
金政義 劉志武 藤井竜太郎

【後 援】
東大阪市 東大阪市教育委員会
東大阪市自治協議会 東大阪商工会議所


 

特設ステージ・プログラム(第26回東大阪国際交流フェスティバル)
 
出店メニューのご案内(第26回東大阪国際交流フェスティバル)
 

今年も国際色豊かな温かい
国際交流フェスティバル!!

 
ぜひ、お越しください!!

【第26回東大阪国際交流フェスティバル実行委員会】
TEL・FAX:06-6721-6670
【お問い合わせ】
NPO法人東大阪国際共生ネットワーク
TEL・FAX 06-6721-6670
E-mail:
kokusaiks@e-sora.net



2022年『第25回東大阪国際交流フェスティバル』》 
◆第25回 フェスティバルDVD
「待ちに待ったフェスティバルが帰って来た~!」
⇒ココから!!
25回 東大阪国際交流フェスティバル「まとめ」 ⇒ココから
◆第25回 フェスティバル写真:集会場設営編 ⇒ココから
◆第25回 フェスティバル写真:出店編 ⇒ココから
◆第25回 フェスティバル写真:舞台編 ⇒ココから




2021年 東大阪国際フェスタ企画イベント》
地域の外国の人たちとの       文化やモノづくり見学会

東大阪には外国の人々が約19000人住んでいます。最近は仕事や留学によりベトナムやネパールなどアジアの国からの人々が多くおられます。外国から来られたみなさん 一緒に暮らすこの地域のことをもっと知りたいと思いませんか。私たちが案内するまち歩きに、ぜひご参加ください。


地域の外国の人たちとの      
      文化やモノづくり見学会

Nơi tham quan học hỏi tại công xưởng,văn hóa,lịch sử
với các bạn người nước ngoài



報告動画
「地域の外国の人たちとの文化やモノづくり見学会(2021)」
↑ココから!!

実施結果・アンケート
  見学会まとめ     ←ココから!!  
  アンケート結果     ←ココから!!  



【第1回】「記念館コース」
日時:2021年11月3日(祝)午後1時~
集合場所:近鉄奈良線「八戸ノ里駅」改札口
記念館コース:
おもちゃ博物館~司馬遼太郎記念館~喫茶美術館(交流会)
解散:小阪駅

記念館コース「マップ」 ←ココから!!
記念館コース「取組報告」 ←ココから!!




【第2回】「モノづくりコース」
日時:2021年11月20日(土)午後1時~
集合場所:JRおおさか東線「長瀬駅」改札口

モノづくりコース
松下工作所(溶接加工)
~三島硝子建材(窓サッシ製作)
――東大阪のモノづくりの説明・交流会――
解散:小阪駅

★モノづくりコース「マップ」  ←ココから!!
モノづくりコース「取組報告」
 ←ココから
!!



【第3回】「ラグビー場コース」

日時:2022年2月11日(祝)午後1時~
コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて中止!!
2022.1.25 事務局】

集合場所:近鉄奈良線「花園駅」改札口
ラグビー場コース:
花園商店街(旧吉田川)~美術センター
~花園ラグビー場(交流会)
解散:東花園駅

ラグビー場「マップ」 ←ココから!!
ラグビー場「コース案内」 ←ココから!!



【第4回】「石切神社コース」

日時:2022年2月19日(土)午後1時~

コロナウイルスの急速な感染拡大を受けて中止!!
2022.1.25 事務局】

集合場所:近鉄奈良線「石切駅」改札口
石切神社コース:
孔舎衛坂駅跡(旧生駒トンネル)
~河内木綿はたおり工房(体験)
~石切参道商店街~石切劔箭神社
解散:新石切駅

石切神社「マップ」 ←ココから!!
石切神社「コース案内」 ←ココから!!



参加費:200

◎ 主催:NPO法人東大阪国際共生ネットワーク
◎ 協力:東大阪国際交流フェスティバル実行委員会・大阪あそ歩

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◆ 問合せ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク ◆
TEL&FAX 06(6721)6670
Email:kokusaiks@e-sora.net


「チラシ」←ココから!!


「申込用紙」←ココから!!



2019年 市民学習集会③》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
外国人労働者と教育現場の問題

・外国人労働者の受け入れを拡大する新たな制度(改正入管法)がこの4月1日から始まりました。新しい制度が、私たちの住む東大阪市に来られた外国人労働者の暮らしにどう関係しているのか、共に暮らし交流していくために、私たち市民に何ができるのか。こうしたことを考えるため5月17日、7月10日の2回にわたって学習会を開催しました。
・学習会では、これまでの制度が外国から来た労働者にとって、働く権利や暮らしていくための保障が決して十分なものではないことがわかりました。
・そして、最近のマスコミや文部科学省の調査では、新たに外国籍を持つ子どもたちの教育についての大きな問題が明らかになっています。こどもたちの2割近くの
210,701人が、学校に通っているかどうか確認できない就学不明となっており、さらに日本語教育が必要なのに、学校で指導が受けられない無支援の子どもが11,008人にも達しているというのです。
・私たちが、東大阪国際交流フェスティバルを通じて、培ってきた「多民族・多文化共生の街づくり」を目指していくには、このような不十分なポイントをよく知り、どのようにサポートできるかが重要なことだと考えています。
・第
3回目の学習会では、夜間中学校において教育の問題を現場で取り組んでこられた布施中学校夜間学級の安野勝美氏から実情をお聞きし、共に考えていきたいと思います。


2019年 市民学習集会(第3回)》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
~第
3回「外国人労働者と教育現場の問題」~

講師:安野 勝美氏
(東大阪市立布施中学校夜間学級・教員)

◎ 日時:2019年11月17日(日)13:30~15:30
◎ 会場:スコラ東大阪会議室
(東大阪市教職員組合)
(近鉄奈良線若江岩田駅北側 希来里(きらり)
2
◎ 参加費:
500(資料代)
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◆ 呼びかけ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク ◆
TEL&FAX 06(6721)6670
Email:kokusaiks@e-sora.net


「チラシ」←ココから!!



2019年 市民学習集会②》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
ベトナム人技能実習生から見た改正入管法の問題点と 私たちが取り組んでいかねばならないこと

・外国人労働者の受け入れを拡大する新たな制度(改正入管法)がこの4月1日から始まりました。新しい制度が、私たちの住む東大阪市に来られた外国人労働者の暮らしにどう関係しているのか、共に暮らし交流していくために、私たち市民に何ができるのか。こうしたことを考えるため5月17日に第1回目の学習会を開催しました。
・学習会では、今回の法改正は「人手不足なので働きに来てほしい」「労働条件が悪くても、同じ場所で働いて」「最低賃金の低い県でも我慢して働いて」「家族がいるとコストがかかるから単身で」「恋愛しないで、妊娠や出産は絶対ダメ。生むなら帰国して」「怪我も病気もしないで、元気で休まず、文句も言わずに働き続けたらビザを更新してあげる」「失踪や不法滞在は絶対にダメ」という、非常に不十分な制度であることがわかってきました。
・しかし私たちが、東大阪国際交流フェスティバルを通じて培ってきた「多民族・多文化共生の街づくり」を目指していくには、制度の改善だけではなく、この不十分なポイントをどのように市民がサポートできるかが重要だと考えています。
・第
2回目の学習会では、そのためのヒントを外国人労働者と一緒に現場で取り組んでこられた神戸大学・斉藤善久准教授からお聞きしたいと考えています。


2019年 市民学習集会(第2回)》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
~第
2回「ベトナム人技能実習生から見た改正入管の
問題点と私たちが取り組んでいかねばならないこと」~


講師:斉藤 善久氏
(神戸大学大学院国際協力研究科・准教授)
【斉藤善久准教授プロフィール】
 斉藤先生は、特にベトナムにおける労働法の研究や技能実習制度による日本で働くベトナム人労働者の問題に詳しく、具体的な技能実習生への支援活動の傍ら、国会での意見陳述、またテレビでの市民への訴えなど、学識者の立場を越えた取り組みを展開しておられます。
(論文)
・外国人労働者の権利侵害とその救済の実際:「季刊労働法」(
2018.9
・外国人労働者の受入れ拡大について:「労働法律旬報」(
2018.9
・日本で働くベトナム人労働者 ―問題状況とその背景:「連合総研レポート」(
2018.5
・外国人技能実習制度の問題点 ―技能実習法の与える影響:「労働法律旬報」(
2017.10
・外国人技能実習適正化法案:「季刊労働法」(
2015.12
・ベトナムにおける「労働力輸出」産業の実態と問題点:「季刊労働法」(
2015.3
・ベトナムにおける労働者派遣と法規制:「アジア法研究」(
2011.12
・ベトナム労働法における労働者代表主体の取り扱い:「社会体制と法」(
2011.6
・ベトナムに見る労働市場のグローバル化と関係法制の現状:「社会体制と法」(
2009.6
(参考人意見)
・入管難民法改正案関係:「参議院法務委員会」(
2018.12.5
・外国人技能実習適正化法案関係:「参議院法務委員会」(
2016.11.10
(テレビ出演)
NHK Eテレ「バリバラ」で四国タオルエ場で働くベトナム技能実習生への支援を語る

◎ 日時:2019年7月10日(水)18:30~20:30
◎ 会場:スコラ東大阪会議室
(東大阪市教職員組合)
(近鉄奈良線若江岩田駅北側 希来里(きらり)2
◎ 参加費:
500円(資料代)
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◆ 呼びかけ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク 
TEL&FAX 06(6721)6670
Email:kokusaiks@e-sora.net


「チラシ」←ココから!!



2019年 市民学習集会》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
よく知ろう! 改正入管法と外国人労働者の 受け入れの現状と課題について

・外国人労働者の受け入れを拡大する新たな制度(改正入管法)が、この4月1日から始まりました。これまで「高度な専門人材」に限定されていた就労目的の在留資格を、事実上の単純労働者にも認めるという大きな政策転換です。
・渡したちの住む東大阪市でもこれまでの技能実習生の制度により多くの外国人労働者が働いていますが、日本の大手企業において労働法違反の劣悪な条件下で働いている実態が明らかにされ、その改善が求められている現実があります。
・新しい制度がこれまでの技能実習生の制度とどのように違うのか、来日した外国人労働者が安心して働き、暮らしていくことが保証されるのかなど、様々な問題点も指摘されます。
・私たちは東大阪国際交流フェスティバルを通じて、多民族・多文化共生の取組みを進めてきました。言葉や文化などの違いを認め合い、互いに尊重し合う街づくりを進めるうえで、今回の制度が大きな影響を与えることは間違いありません。
・制度の全体像を理解し、来日した外国人労働者と共に暮らし、交流していくために、私たち市民に何ができるのかを考えていきたいと思います。


2019年 市民学習集会(第1回)》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
     ~第
1回「よく知ろう! 改正入管法と外国人労働者の
受け入れの現状と課題について」~


講師:藤本伸樹氏
(アジア・太平洋人権情報センター研究員)

◎ 日時:2019年5月17日(金)18:30~20:30
◎ 会場:スコラ東大阪会議室
(東大阪市教職員組合)
(近鉄奈良線若江岩田駅北側 希来里(きらり)
2
◎ 参加費:
500(資料代)
-----------------------------------------------
◆ 呼びかけ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク 
TEL&FAX 06(6721)6670
Email:kokusaiks@e-sora.net


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《ドキュメンタリー映画
「アイ(子ども)たちの学校 100年の差別-その闘いの記憶」

この世に差別されるべき人間は一人もいません
~大阪朝鮮高級学校生徒の言葉から~1910年―日本は武力で韓国併合を強要し、朝鮮半島を植民地にした。
1948年―GHQと日本政府は朝鮮学校閉鎖令を出し、閉鎖を強行した。
現在―日本政府は法・制度的に民族教育の抑圧をはかり、裁判所の多くが追随している。
100年にわたって続けられてきた差別の歴史。
在日朝鮮人はアイ(こども)たちの夢を育むために、
幼稚園から大学にいたる世界にもたぐい稀な民族教育事業を行ってきた。
しかしいま、ウリハッキョ(朝鮮学校)は厳しい逆風を受けている。
2010年、政府は高校無償化制度からウリハッキョを排除し、
地方自治体も次々と補助金を打ち切ってきた。
ウリハッキョは裁判闘争に立ち上がった。
その闘いは全ての外国人の子どもたちの教育権に連なり、
多民族多文化共生の時代を切り開いていく。
知られざる歴史的資料や証言を発掘し、ウリハッキョの
差別と闘いの真実を浮き彫りにする初の長編ドキュメンタリー。


映画『アイたちの学校』東大阪上映会
アイ(子ども)たちの学校
100
年の差別-その闘いの記憶」

■ 東大阪上映会 ■
◎ 日時:2019年5月17日(金)18:30上映
◎ 日時:2019年5月24日(金)18:30上映
◎ 日時:2019年5月25日(土)13:30、18:30上映

会場:
布施駅前市民プラザ多目的ホール
東大阪市長堂
1-8-37/ヴェルノール布施5階(布施イオン5階)
◎ 資料代:
1,000
-----------------------------------------------
◆ 共催/東大阪日朝友好の会、東大阪朝・日友好親善協議会 ◆
問合せTEL:06(6728)9144

「チラシ」←ココから!!

■ 監督/高賛侑
■ 制作/「アイたちの学校」制作委員会
■ 撮影/小山帥人、松林展也、高賛侑
■ 編集/黒瀬政男 テーマ音楽/朴守賢
【ドキュメンタリー/
2019年/99分】

■ 推薦:前川喜平氏(元文部科学事務次官)
在日コリアンの子どもたちが「ウリ・ハッキョ」と呼ぶ学校。
彼等が自分たちの言葉と文化を学ぶ学校。
その過去と現在を学ぶことができるこの映画を、
一人でも多くの日本人に観てもらいたい。
共に未来を生きる者として。





《ジャパニ-ズ・フィリピーノ・チルドレンの父親探し》
2016年 劇団「あけぼの」ミュージカル東大阪~ルーツを探して~

クレイン・ドッグ
―フィリピン女性と日本人男性との間に生まれた子どもたちの物語―
〈ゲスト〉東大阪市内のJFCの子どもたちのダンスショウ!!


日時:2016年5月20日(金) 午後6:30
会場:ユトリート東大阪(東大阪市立勤労市民センター)
近鉄奈良線「八戸ノ里」下車・南東700m
東大阪市中小阪5丁目14番30
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主催:大阪府在日外国人教育研究協議会
    NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

連絡先080-3104-8168(アンノ)、annoktm@yahoo.co.jp


集まろう
東大阪に住んでいるフィリピンルーツの子どもたち!!
東大阪の学校に通うJFC(フィリピン・日本ルーツの子どもたち )の学習会

 一昨年の 昨年の
9月から、瓢箪山のやまなみプラザでフィリピンルーツの小学生・中学生が集まって日本語や教科の勉強、高校進学についての相談、フィリピンダスの練習などを開催してきまた。
 
2014 、2015年卒業した中学三生は、全員が高校へ進学しました。
 日本語だけでなく、タガログや英語も飛び交う空間です。
 毎週金曜日午後
6時から8頃までです。今年もに始まっています。元教員や学生、地の方々 です。今年もに始まってい元教員や学生、地の方々、フィリピン出身の大学生などに手伝っていただいています。見学歓迎、ボランティアも歓迎です。
※問合せは、世話人の安野まで。
080-3104-8168、annoktm@yahoo.co.jp

チラシ(PDF)は、ココから



東大阪国際交流フェスティバル20周年
記念DVDが完成!!


『私のまちはアジアのまち   
   私のまちは世界のまち』

東大阪国際交流フェスティバル20年の歩み
19962015 三ノ瀬公園



保存版DVD:30……紹介版DVD(8分)をココから観れます!!
入手を希望される方は、
kokusaiks@e-sora.net
までご連絡ください。


【お問い合わせ】
NPO法人東大阪国際共生ネットワーク・事務局
TEL・FAX 06-6721-6670
E-mail:kokusaiks@e-sora.net



体感しよう コリアの響きを
土曜日は布施オリニバンで遊ぼう 学ぼう
布施・オリニバン
(布施・子どもたちの部屋)



《2017年6月3日(土)より“布施・オリニバン第8期”オープン!!
● 開催日時:2017年6月
より毎週土曜日、午前10時~午後2時
※ 毎月4回開催 … 第5土曜日は休みです。
対 象:小学生・中学生
参加費:2,000円/月(兄弟姉妹は半額)
昼食代: 300円
会 場:韓国人会館(民団布施)
東大阪市長栄寺4-12 (布施駅北東・永和駅北西から5分)
電話(06)6782-6401
内 容 :
小学生(算数、国語、宿題)、中学生(数学、英語)
■話すハングル講座、叩くチャンゴ、歌うノレ
サマーキャンプ遠足クリスマス会新年会なども予定しています。




■ 主 催 ■
NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
■ 共 催 ■
韓国民団布施支部(東大阪地協青年会)
■ 協 力 ■
東大阪市退職教職員の会
在日本韓国民団布施支部/民団布施「小・中学生親の会」
/NPO法人 うり・そだん

● 問い合わせ ●
特定非営利活動法人 東大阪国際共生ネットワーク
TEL:06-6721-6670




中国文化に親しみながら楽しく中国語を学ぶ

曙光(シュガン)子ども教室


地域子ども教室を通して、中国の文化と触れながら中国語を楽しく学び、
地域の子どもたちと共生し、日中(中日)のかけ橋になる人材をはぐくみます。





● 期 間:2018年4月~2019年3月
● 時 間:毎週土曜日(基本) 午前10時半~12時
● 対 象:小学生・中学生
● 参加費:無 料
● 場 所:東大阪市立 盾津鴻池公民分館分室

東大阪市東鴻池町5丁目4番1号





● 主 催:特定非営利活動法人 東大阪国際共生ネットワーク

東大阪市足代3丁目6番14号
TEL&FAX 06-6721-6670
携帯TEL 090-3860-9762(担当:田村)
● 問い合わせ:
・携帯電話(日本語):090-2386-6119(担当:松原裕子)





《ジャパニ-ズ・フィリピーノ・チルドレンの父親探し》
2015年 劇団「あけぼの」ミュージカル東大阪での公演と交流会

クレイン・ドッグ
~ルーツを探して~

■日時:2015年5月20日(水) 午後6:30
■会場:ユトリート東大阪
(東大阪市立勤労市民センター)大会議室
近鉄奈良線「八戸ノ里」下車・南東700m
-----------------------------------------------
■主催:大阪府在日外国人教育研究協議会
    NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

■問合せ先
080-3104-8168(アンノ)、annoktm@yahoo.co.jp


《東大阪の学校に通うJFC(フィリピン・日本ルーツの子どもたち)
学習会》
集まろう! 東大阪に住んでいるフィリピンルーツの手どもたち

 昨年の
9月から、瓢箪山のやまなみプラザでフィリピンルーツの小学生・中学生が集まって日本語や教科の勉強、高校進学についての相談、フィリピンダンスの練習など開催してきました。
 昨年度の中学三年生は、この
4月に6名全員が高校へ進学しました。
 日本語だけでなく、タガログ語や英語も飛び交う空間です。
 毎週金曜日午後
6時から8時頃までです。今年も、すでに始まっています。元教員や学生、地元の方々、フィリピン出身の大学生に手伝っていただいています。見学歓迎、ボランティアも歓迎です。

※問合せは、世話人の安野まで。
080-3104-8168、annoktm@yahoo.co.jp



《2015年 学習集会》
人種差別扇動のヘイトスピーチを許さず、 李信恵さんの「反ヘイトスピーチ裁判」 を支援する東大阪の集い

 2014年8月国連人種差別撤廃委員会日本政府に対してヘイトスピーチ問題に法規制や人種差別撤廃法の制定の要請まで踏み込んだ勧告を行いました。つまり国際的には、日本では人種差別が日常的に行われているにもかかわらず、それが放置されている国であると認識されているのです。
「言論の自由」の前に腰折れの状況が続くのを、私たちは座視することはできません。また
大阪高裁に続き最高裁判所は、京都朝鮮学校への襲撃事件に「1200万円の損害賠償」で断罪しました。
 
東大阪市民である李信恵さんが起こした、インターネット上でのヘイトスピーチを食い止め、道路上で繰り広げられる差別扇動を止めるための裁判から、私たちは真摯に学ぶ必要があります。

■国連人種差別撤廃委員会が日本政府へ下した勧告(2014年8月)
(a)集会の場における人種差別的暴力や憎悪の煽動、また憎悪や人種差別の表明について毅然とした対処を実施すること。
(b)インターネットを含むメディアにおける、ヘイトスピーチの根絶のため適切な対策を講じること。
(c)調査を行い、適切な場合には、そのような言動の責任の所在する組織及び個人を起訴すること。
(d)ヘイトスピーチの発信及び憎悪への煽動を行う公人及び政治家への、適切な制裁措置を実行すること。
(e)人種差別的ヘイトスピーチの根本的原因についての取り組みを行い、人種差別につながる偏見を根絶し、国家・人種・民族グループ間の相互理解や寛容、友愛の情を育むための指導・教育・文化・情報発信における方策の強化を行うこと。

■最高裁判所が、京都朝鮮学校襲撃のヘイトスピーチ事件を「人種差別」と認定(2014年12月)
 示威活動における発言は、その内容に照らして、専ら在日朝鮮人を我が国から排除し、日本人や他の外国人と平等の立場で人権及び基本的な自由を享有することを妨害しようとするものであって、日本国籍の有無による区別ではなく民族的出身に基づく区別又は排除であり、人種差別撤廃条約1条1項にいう「人種差別」に該当するといわなければならない。

《2015年 学習集会》
人種差別扇動のヘイトスピーチを許さず、
李信恵さんの「反ヘイトスピーチ裁判」
を支援する東大阪の集い

◎日時:2015年2月21日(土)18:30~
◎場所:東大阪市民会館
◎資料代 (カンパ): 500円
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①講演Ⅰ
「李信恵さんの裁判に寄せて ~何が問われているのか」
・講師:上瀧(こうたき)浩子弁護士(京都弁護士会所属弁護士)

②講演Ⅱ.
「日本における排外主義と人種差別扇動のヘイトスピーチ」
・講師:安田浩一さん(ジャーナリスト)

③報告.

「ヘイトスピーチをめぐる最近の大阪の動き」
・報告:金光敏(NPO法人 コリアNGOセンター)

◆ 「反ヘイトスピーチ裁判」を支援する東大阪の集い実行委員会◆
 事務局:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

TEL&FAX 06(6721)6670

「チラシ」←ココから



《救援募金の取組み》
西アフリカ・シエラレオネで拡大する エボラ出血熱への救援を!

東大阪国際交流フェスティバルにご参加のみなさん。いま西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱はWHO(世界保健機関)が「非常事態」を宣言するなかで、4877人が死亡し感染者は1万人に迫ろうとしています(10/22現在)。
(ユニセフHPから)

(地域からエボラ出血熱への取り組みを進めよう!)
 私たちメッド・ロマシィさんの友人の会NPO法人東大阪国際共生ネットワークは、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱対策を支援するためのキャンペーンや支援カンパを地域から取り組んでいます。それは第1回目の東大阪国際交流フェスティバルからアフリカン・ダンスやキャラメルキッズのパフォーマンスを率いて参加するメッド・ロマシィさんが、シエラレオネ出身であり、彼のお母さんやご家族が祖国で不安の日々を送っておられるからです。
 地域の仲間であるメッド・ロマシィさんの心配を私たちが受け止め、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の拡大を少しでも抑えるためのカンパ活動への協力をお願いいたします。
カンパは医療用の防護服にあてることにしています。

(医療用防護服のための支援カンパに協力を!)
《カンパの目標》防護服100着分(1着3000円)に相当する30万円を目標
《カンパの提供方法》シエラレオネの首都フリータウンにある医療機関への寄贈、または国境なき医師団への寄贈を予定

《郵便振替口座への振込》
郵便振替口座番号: 0970-7-241565
加入者名:
東大阪国際共生ネットワーク(「エボラ出血熱救援募金」と明記)

《呼びかけ団体・問い合わせ先》
NPO法人東大阪国際共生ネットワーク
◎電話:
06-6721-6670 ◎メールアドレス:kokusaiks@e-sora.net

…………………………【報道記事】…………………………

《エボラ対策母国支援へ募金/来月3日・東大阪》シエラレオネ出身の英語助手ら
 西アフリカ・シエラレオネ出身で大阪市在住の英語指導助手メッド・ロマシィさん(49)と友人らが、西アフリカで広がるエボラ出血熱対策を支援する募金活動を始める。医療用防護服を送る計画で、11月3日に東大阪市である国際交流の催しで呼びかける。
 メッドさんは日本の歴史や文化に興味を持ち、1993年に来日した。飲食店を営むなどした後、小中学校で英語指導に携わりながら、妻や子どもと暮らしてきた。ところが、故郷のシエラレオネなどで今夏以降、エボラ出血熱の患者や死者が急増シエラレオネの首都フリータウンに住むメッドさんの母親や妹は規制のため自由に外出できない時があるなど、不安な日々を過ごしているという。
 心配するメッドさんのために、国際交流活動を通じて知り合った友人ら約10人が9月中旬に「何かできることはないか」と相談。30万円を目標に募金を集め、医療用防護服100着をフリータウンの医僚機関やNGO「国境なき医師団」に送る計画を立てた。
 募金活動は11月3日から始め、同日午前10時から東大阪市三ノ瀬1丁目の三ノ瀬公園で開かれる「東大阪国際交流フェスティバル」の会場に募金コーナーを設ける。メッドさんが現地の状況などを説明し、寄付を呼びかける。メッドさんは「みんなで力を合わせて病気が広がらないようにできれば」と話している。
 問い合わせは、NPO法人東大阪国際共生ネットワーク(06・6721・6670)へ。(大宮司聴)」【朝日新聞2014.10.31】

エボラ出血熱対策で東大阪市民に支援呼びかけ/10月29日資料持ち市政記者室へ/NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
 エボラ出血熱対策について「メッド・ロマシィさんの友人の会」と「NPO法人東大阪国際共生ネットワーク」が、10月29日(水)東大阪市政記者室へ説明に来られた。
 当日は、メッド・ロマシィさんの友人の会代表・林二郎氏と、NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク代表・荘嘉時さんが来市、次のように説明された。
 私たちはメッド・ロマシィさんの友人の会・NPO法人 東大阪国際共生ネットワークでは、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱対策を支援するため具体的な啓発や支援カンパなどについて地域から取り組みます。
(地域から取り組む理由)
 NPO法人 東大阪国際共生ネットワークは、東大阪国際交流フェスティバルに参加するなかで、21年前に西アフリカ・シエラレオネから日本に来られたメッド・ロマシィさんとお会いしました。彼は関西に住むアフリカの友人たちや子どもたちと共に、第1回目のフェスティバルから参加しておられます。何時もペッパーの利いた鳥の料理やお酒、そして民族の太鼓(アフリカンジャンベ)・歌でアフリカを紹介し、地域の参加者からも親しみをもって「メッドさん、メッドさん」と声をかけられています
 そのメッドさんの出身地であるシエラレオネの首都フリータウンを中心にこの7月から2000人のエボラ出血熱の患者が発生し、518人という多くの死者(10月26日現在のWHO報告:全体では6574人が感染、3091人が死亡)もでており、WHO専門家も今後さらに拡大すると予測しています。そのなかでフリータウンに住むメッドさんのお母さんや妹さんは毎日、不安の日々を送っておられます。もちろんメッドさんの心配は、私たちが想像することもできないほど深いものがあります。
 彼はこれまで東大阪市民にいろいろなアフリカの踊りや歌、そして食べ物などほとんど目にする機会もない貴重な文化を紹介し続けてくれました。そのようなメッドさんに対し、地域から何かできることはないかと議論したところ、私たちの地域の仲間として支援していこうという声がおこりました。そして、今回、エボラ出血熱対策への啓発や支援カンパに取り組むことになりました。
(具体的な支援の方法)
1.啓発の取組み
 11月3日に東大阪三ノ瀬公園において開催される第19回東大阪国際交流フェスティバルにおいて、パネル展示や啓発ビラを通じ、また舞台からメッドさんがアピールするなどにより、市民への支援と理解を求めます。
2.支援カンパの取組み
 国際交流フェスティバルの場において参加者に呼び掛けるとともに、郵便振替の口座振り込みも利用して支援のカンパを求め、医療用防護服の購入にあてる予定です。
《目標》防護服100着分(1着3000円)に相当する30万円を目標
《カンパの提供方法》 シエラレオネの首都フリータウンにある医療機関への寄贈、または国境なき医師団への寄贈を予定
《郵便振替口座への振込》郵便振替口座番号 0970-7-241565加入者名 東大阪国際共生ネットワーク(「エボラ出血熱救援募金」宛と明記)
《問い合わせ先》電話:06-6721-6670、メールアドレス:kokusaiks@e-sora.net」【東大阪2014年11月1日】



《2014年 学習集会》
正しい歴史認識のもと 豊かな国際協調と足もとからの国際共生を
―5・10講演と報告の夕べ―

正しい歴史認識のもと、過去の過ちをくり返さず、国際友好と国際人権の確立で、足もとからの共生社会を築き上げよう
 東大阪では、多くの国・民族の外国人市民(
60ヵ国、約17,000人)の皆さんと共に生活をしています。東大阪市は、“アジアのまち 世界のまち 東大阪”をめざした『東大阪市国際化推進大綱(2008年)』を策定。また、多文化共生社会と人権尊重のまちづくりへの『東大阪市外国籍住民施策基本指針(2003年)」を策定し、実現に向けて多くの市民との協働で取り組みが推進されてもきています。
 ところが今年に入り、安倍首相などが「歴史研究、歴史教育を通じて、ながく記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さない」とした“河野談話(
1993年)”への相次ぐ“見直し発言”が国際社会を駆けめぐり、3月にやっと「河野談話は見直さない」「村山談話も踏襲する」と表明するに至りました。
 それは2007年、安倍首相による「(従軍慰安婦の)強制性を示す証拠はない」との国会答弁に対して、即座に米下院における“抗議決議”(共和党、民主党の167議員が共同提案)の採択や、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国の各国会、国連・自由権規約委員会、欧州議会での相次ぐ決議採択、日本での42
自治体議会での意見書・決議採択などと軌を一にした事態になっているのです。

姉妹都市・グレンデール市(アメリカ)との、“平和の少女像(軍隊慰安婦像)”にまつわる誤解をほぐし、豊かな国際交流を推進しよう
 東大阪市との姉妹都市・グレンデール市(アメリカ)において、
2013年に設置された“平和記念碑(慰安婦少女像)”に関して、市のホームページでの記載をめぐり両市間で書簡が交わされていることが報道されました。そして、昨年まで続いていたお互いの交換留学が中止に追いやられています。こうした事態は、両市の真摯な対話と交流によって解決されるべきであり、一部の政治利用的な動きに押されて性急に誤った判断を取れば、両市の留学生たちだけではなく、多くの外国人市民、在日の方々の心を踏みにじりることになると危惧するものです。
 グレンデール市との良好な国際交流が継続されるとともに、長い間、東大阪市、外国人市民を含む多くの市民が手をたずさえて築き上げてきた“足もとからの豊かな共生社会”の実現と、将来を担う子どもたちに“平和な国際友好都市”を残すために、いま一度、「“河野談話”を大切にした国際共生社会への道を探る」という原点の学習会を企画しました。多くの心ある仲間の皆さんの、ご参加をお待ちしております。

《2014年 学習集会》
「 講 演 と 報 告 」

◎日時:2014年5月10日(土)18:15~
◎場所:東大阪市民会館
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①講演
「“河野談話と「従軍慰安婦」問題”
~過ちをくり返さないための国際共生社会への道を探る~」
講師:吉見義明さん(中央大学商学部教授/専攻日本近現代史)

②報告

「姉妹都市・グレンデール市の誤解をほぐし、
国際友好を維持・発展させるために」
講師:梯信勝さん(前・大阪府議会議員)

◆ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク 

TEL&FAX 06(6721)6670



《2013年 第12回総会》
記念講演会のご案内

「入管法改定から1年、いま何が起こっているか」(講師:安野勝美さん)
 「出入国管理及び難民認定法(入管法)」「出入国管理に関する特例法(入管特例法)」「住民基本台帳法(住基法)」が本格的に施行されて、1年が経過しました。この法改正にあたっては、外国人情報が国家によって一元管理されることへの問題点(憲法違反)や、「特別永住者証明書」「在留カード」の常時携帯・提示義務への刑事罰の問題点などが指摘されていたもので、附帯決議が付けられることによって成立しました。
 そこで“外国人の人権の確保”“住民サービスの充実”をおし進める共生社会の実現という視点から、安野さんに、この1年間の自治体、教育現場、地域での特徴的な変動を報告していただき、地域でどのように取り組みを進めるべきかを共に考えたいと思います。

「憲法改悪問題と、大阪府・市行政の危険な動向」(講師:梯信勝さん)
 この間、日本政府は憲法改正(平和憲法の破棄)を唱えながら「侵略の定義は定まっていない」と強弁し、橋下大阪市長も日本軍「慰安婦」被害者への「慰安婦制度は必要」「国家が関与の証拠はない」や、「在沖米軍は風俗業の活用を」と発言し、アジアやアメリカからの公の鋭い批判を受けております。
 「人と文化の多様な交流をすすめ、相互理解をはかるとともに、……戦争がない平和で平等な国際社会づくりをめざす」(定款)としてNPO活動を取り組む私たちも、大阪府、大阪市で、矢継ぎ早に強行されていく教育基本条例、政治活動禁止条例などの動きと、“現在のきな臭い政治状況とがつながり合った危険なものではないのか”ということを、梯さんからの問題提議を受け止めながら考えていきたいと思います。

《2013年 第12回総会》
「 記 念 講 演 会 」

◎日時:2013年6月9日(日)午後6:00~7:30
◎場所:東大阪市民会館 5階第5会議室
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①記念講演Ⅰ(午後6:00~6:45)
「入管法改定から1年、いま何が起こっているか」
講師:安野勝美さん(泉佐野市立佐野中学校非常勤講師)

②記念講演Ⅱ(午後6:45~7:30)

「憲法改悪問題と、大阪府・市行政の危険な動向」
講師:梯信勝さん(元・大阪府議会議員)

◆ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク 

TEL&FAX 06(6721)6670



《「ロス暴動」20周年記念上映会》
在米コリアンが製作した渾身のドキュメンタリー映画

『ロス暴動の真実
―コリアタウンはなぜ襲われたか―』


10万人・平和集会(1992.5.2 於:シカゴ)
 1991年3月、米国・ロサンゼルスでスピード違反を犯した黒人青年に対し白人警官らが激しい殴打を加えた映像が全米で放映された。翌92年4月、警官らに対する裁判で陪審員は無罪評決を下した。その直後に黒人の怒りが爆発し、史上最大の黒人暴動に発展した。ロス市警は白人地域での防御態勢を固めたが、コリアタウンを無防備のまま放置した。その結果、暴動はコリアタウンに襲いかかり甚大な被害をもたらした。
 当時、「黒人がコリアタウンを襲撃した」という報道に強い違和感を覚えたノンフィクション作家の高賛侑さんは現地に取材に行き、白人による黒人差別に起因しているにもかかわらず、「韓黒葛藤」に原因があるかのようにすり替えられていることを明らかにした(著書『アメリカ・コリアタウン』参照)。2011年、19年振りに現地を訪れた高さんは、地元の韓国人が製作したドキュメンタリー映画「クラッシュ・オブ・カラーズ」に遭遇し、日本での上映活動を開始した。
 この映画は、当時の生々しい映像と、被害にあった韓国人や白人・黒人の政治家、学者、ジャーナリストなどの証言によって構成されている。
ロス暴動の真相に肉迫しながら、同時に人種、差別、多文化共生といった今日的テーマをも考えさせる要素に満ちている


《「ロス暴動」20周年記念上映会》
在米コリアンが製作した渾身のドキュメンタリー映画

『ロス暴動の真実
―コリアタウンはなぜ襲われたか―』
◆ 日時:2012年11月24日(土)PM6:30~(開場PM6:00)
◆ 会場:布施駅前市民プラザ(近鉄線「布施」駅北口すぐ)
◆ 内容:
・第1部:講演 高賛侑さん(ノンフィクション作家)
・第2部:ドキュメンタリー映画『シカゴ暴動の真実』上映(78分)
◆ 参加費:1,000円(学生700円)
◆ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

TEL&FAX 06(6721)6670(田村)



《2012地域学習会》 =改定「入管法・入管特例法」= 7月施行 外国人の人権はどう変わる


総務省チラシ
 2009年に改定・公布された「出入国管理及び難民認定法(入管法)」「出入国管理に関する特例法(入管特例法)」「住民基本台帳法(住基法)」の本格的な施行が、7月9日に控えています。そして、これまでの外国人登録証に変わり、特別永住者には「特別永住者証明書」が、その他の在留資格を持つ外国籍者には「在留カード」が交付されることになります。
 この法案の審議(2009年)に当たっては、“個人情報の一元管理”は違憲(2008年3月/住基ネット最高裁判決)という観点から、外国人情報が国家によって一元管理されることへの問題点や、「特別永住者証明書」「在留カード」の常時携帯・提示義務への刑事罰、学校・職場・家族構成の変更届(2週間以内)への在留資格取消や刑事罰、16歳(高校生)の誕生日に入管局(14日以内に市町村窓口)―以降の常時携帯・提示義務等々の問題点が指摘され、附帯決議が付けられて成立したのです。それ以降、どうなっているのでしょうか。今回の外国人(在留)管理制度が「“外国人の人権の確保”“住民サービスの充実”とはかけ離れた「排除・監視・管理」の強化ではないか」との指摘があっただけに、気になるところです。
 
同法の附則や国会での附帯決議で、運用に当たっては「在留管理全般について広範な検討を行う」「個人情報の保護について万全の配慮」「必要最小限のものとなるよう、その運用には慎重を期する」「弾力的な運用を行う」「今後も引き続き検討する」等とされた附帯内容について、それらの“宿題”がどう示されているのかを点検することは、外国籍住民施策にあたる自治体、教育現場、地域で共生社会に取り組むNPO市民にとっても、きわめて大切であることは言うまでもありません。
 今回の地域学習会を通して、現在の改定「入管法・入管特例法」への理解を深め、地域でどのように取り組みを進めるべきかを共に考える場になれば幸いです。多くの皆さんの、ご参加をお待ちしております。


《2012地域学習会》
=改定「入管法・入管特例法」=
7月施行 外国人の人権はどう変わる
◆ 日時:2012年5月19日(土)PM6:00~
◆ 会場:東大阪市立市民会館・5階第5会議室
◆ 講 演:「今回の改定入管法の現状と、当面の課題を考える」
◆ 講 師:郭辰雄さん(NPO法人コリアNGOセンター 代表理事)
◆ 資料代:500円
◆ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
TEL&FAX 06(6721)6670(田村)


骨腫瘍で苦しむアフガン難民家族・ラティファさんを助けよう
ラティファさん(14歳)
 ラティファさん(14歳)は、アフガニスタンの国境沿いのパキスタンのペシャワール難民キャンプで母と兄弟での生活を余儀なくされています。父のホダダットさん(45歳)は、アフガニスタンの内戦状況の中で兄は殺害され、本人も「殺害指令書」が出回ったことから、仕事で来たことがある日本
中村哲医師からの「診断書」
に来て難民認定の手続をとり、現在、長栄夜間中学校に通いながら、大阪高裁で裁判中です。
 自らの法的地位確保や、家族の生活問題を抱えながら、娘の難病が発症したことから、心を痛めておられます。幸いなことに日本からパキスタン、アフガニスタンで医療活動を取り組んでおられる「ペシャワール会」の中村医師の診断を受けることができましたが、診断の結果は「骨腫瘍」といわれ、カラチの都市病院での治療が必要となっています。
 国連難民高等弁務官事務所が、日本政府などに「アフガン難民の本国送還を行わないように」と勧告をしているにもかかわらず、日本政府はいまだに難民認定を行わず、現在も高裁で裁判中です。
 私たちは、せめてラティファさん「治療費基金」による健康の維持と、家族の再会を願っています。学習会に参加ください。そして基金を周りに呼びかけてください
【ラティファさんの「治療費基金」にご協力を】
 ラティファさんは、検査費・手術費、交通費、家族滞在費で少なくても、「100万円」必要と試算されています。
【治療費基金の振込先】
郵便振替:「0970-7-241565:東大阪国際共生ネットワーク」

 ※必ず「治療費基金」と明記してください。
NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
《問い合わせ》TEL・FAX 06-6721-6670
協賛:RINK(すべての外国人労働者と家族の人権を守る関西ネットワーク)
   アフガニスタン難民の生活を支援する会
【新聞報道】「毎日新聞2005.12.19夕刊」
「=難民不認定のアフガン男性=二重の苦難/病の娘を救え/東大阪から支援の輪」
  アフガニスタンから1998年、日本に逃れてきたホダダッドさん(45)=大阪市中央区=の二女ラティファさん(14)が、難民として暮らす隣国パキスタンで、あごの骨が侵される難病にかかり、高度治療が必要になっている。ホダダッドさんは難民認定されず、在留資格がないためラティファさんを呼び寄せることもできない。ホダダッドさんが通学する東大阪市立長栄中夜間学級の教員らが、支援活動を始めた。
 ホダダッドさんはアフガンを支配していたタリバンの迫害から逃れ1人で来日。妻子はパキスタン北西部ペシャワルで、ホダダッドさんからの仕送りを頼りに避難生活をしている。
 ラティファさんは約7年前から痛みを感じ姶めたが、適切な治療を受けられないまま悪化。現在、顔の右半分がはれ上がり、変形も起こしている。難民が通う私立学校の成績も良かったが、痛みで集中力が薄れ、今は通学すら困難という。
 今年10月、ホダダッドさんが同夜間学級の林二郎教諭に相談。林教諭らが、ペシャワルに病院を構えるNGO「ぺシャワール会」現地代表の中村哲医師に協力を求

めた。中村医師は同11月、同会の病院でラティファさんを診察。右上あごの骨に腫瘍(しゅよう)がある疑いが濃厚だが、精密な検査機器がないため確定診断できなかった。
 このため、悪性腫瘍の可能性も想定し、同国の大都市カラチの総合病院にできるだけ早く行くよう勧めている。しかし、100万円を超すとみられる医療費のほか、ペシャワルとカラチは1000㌔以上も離れているため、受診、治療にサポート態勢が不可欠だ。
 ホダダッドさんは2002年、難民不認定処分となり、取り消しを求めて大阪地裁に提訴。今年4月、同地裁は、「難民」と認め、不認定処分取り消しを命じたが、同時に「既に帰国しても危険はない」として退去強制処分は適法とした(控訴中)。
 ホダダッドさんは「娘を助けに飛んで行きたいが、ペシャワル周辺はタリバン関係者がいるかもしれず、命の危険もある。どうか、娘を助けて」と訴える。
 NPO法人「東大阪国際共生ネットワーク」(06・6721・6670)が募金活動を始めた23日午後2時、東大阪市の市民会館で学習会を開き、広く支援を呼びかける

【視点】日本の「非情」浮き彫り
 アフガニスタンの治安は依然、不安定で、国連人権委員会は深刻な人権侵害が各地で起きていると警告している。ペシャワルがあるパキスタンの北西辺境州も、タリバン残党の活動地域とされる。重い病気に苦しむ娘を思う気持ちと、アフガンへの帰国やペシャワルヘ行くことへの恐怖感の間で、ホダダッドさんの心は揺れ動いている
 一方、支援者は「1審で難民と認められたのだから、在留資格を認めるべきだ」と指摘、ホダダッドさん在留特別許可を出すよう法務省に求める署名活動を展開中だ。在留資格が認められれば、ラティファさんが日本の病院で治寮を受けられる道も開けるが、それを待っていては手遅れになる可能性が高く、今はパキスタンで治療するしか選択肢はない
 ホダダッドさんの気持ちを考えると、日本の難民認定制度の「非情さ」を痛感せざるをえない。

【新聞報道】「毎日新聞2005.12.24朝刊」
「=東大阪、NPO学習会=「難病の娘に支援を」/アフガン難民不認定・ホダダッドさん訴え」
 大阪で暮らすアフガニスタン難民男性、ホダダツドさん(45)の二女が避難先のパキスタン・ペシャワルで右あごの骨を侵される難病に苦しんでいる問題で、支援するNPO法人「東大阪国際共生ネットワーク」が23日、東大阪市内で学習会を開いた。
 ホダダッドさんは1998年に来日したが難民不認定となり、大阪高裁で現在も不認定取り消し訴訟が続いている。難病に苦しむのはラティファさん(14)で、今もぺシャワルで家族と、父からの仕送りを頼りに避難生活を続けている。
 ラティファさんは先月、ペシャワルに拠点病院を構えてアフガンなどで医療活動などを展開している「ペシャワール会」の現地代表を務める中村哲医師の診察を受けた。
 中村医師は右あごの骨に腫瘍(しゅよう)がある可能性が高いと診断したが、精密な検査ができず、パキスタンの大都市、カラチにある総合病院での受診、手術を勧めている。しかし、高額な治療費のほか、受診手続きなどをサポートする必要があり、ホダダッドさんが通う東大阪市立長栄中夜間学級の教員らの呼びかけで、支援活動が始まっている
 この日の学習会では、来日後のホダダッドさんの暮らしぶりやラティファさんら家族の現況の紹介のほか、訴訟代理人の茂木鉄平弁護士が、難民不認定取り消しを命じながら退去強制令取り消しは却下した大阪地裁の異例の判決について解説。ホダダッドさんが「7年間、妻や子どもたちに会っておらず、心配で眠れない。どうか娘のために手助けしてください」と訴えた。参加者は今後、支援の輪を広げていくことを確認し合った。
 同ネットワーク(06・6721・6670)医療費などの募金を呼びかけている。郵便振替「0970-7-241565/東大阪国際共生ネットワーク」。【山成孝治】

【ラィファさんと病院での検査・治療の動き】
◎1月2日:ラティファさんと兄弟の二人で、ペシャワールからカラチ「アガハーン病院」に向かい、マンスール・アハメド外科医にCT検査と、血液検査を済ませる。マンスール・アハメド外科医は、CT検査の結果、「顔の骨格と筋肉の発達性変形で、生来のものの可能性がある。治療方針については、別の医師に見てもらうよう」助言。二人は一旦、ペシャワールに戻る。

◎2月4日:マンスール・アハメド外科医はすでに帰国しており、ペシャワールにいる息子さんに電話で「また、受診しに来るよう」に助言。「今のところ悪性かどうかは分からない先天的なものかも知れない。とにかく、またカラチに行って受診すればよい」とのこと。

◎2月18日:カラチやペシャワールでは、スンニ派とシーア派の対立で軍隊が出るなど騒然。店はシャッターが下り、ラティファさんたちはチケットを買うこともできないようだ。

◎2月21日:ラティファさんと兄弟の二人で、カラチの「アガハーン病院」に。 「顔面半分の発達障害で、医師が集まって診断と治療方針を決める」との連絡が、息子さんより入る。

◎3月以降:アガハーン病院」の医師の紹介状により、イスラマバードの病院への通院を開始。(しばらくの間、検査のため(痛みがおさまらない)の通院を続け、骨の成長が止まった時に外科手術を行うとのこと。)

◎4月15日:ラティファさんの「医療費基金40万円(第1次)」を執行し、ペシャワール現地に届けました。



在日外国人向け
『暮らしのガイド~指差し多言語対訳集』
ハングル版、中国語版が完成!!


 東大阪市には、55ヵ国19,429人(20045年7月末現在、人口比:3.80%)の在住外国人が生活されておられます。市民と行政が力をあわせて、在住外国人と共に安心して暮らせる街づくりが求められているのです。
 私たちNPO法人 東大阪国際共生ネットワークが東大阪市から委託を受けて作成した『窓口対応用多言語対話集(英語、韓国・朝鮮語、中国語)』が2004年に完成し、現在、各行政サービスセンターに配備されています。
 言葉が十分ではない在住外国人でも市役所で必要な「届出」ができるようにと作成されたこの『(指差し方式を用いた)窓口対応用多言語対訳集』を、在住外国人にもっと浸透を図ることが求められていること。また、作成過程での東大阪市在住外国人とのヒヤリングやワーキングを通して、会話ができないことから日常の暮らしの中で不便や不利益が多く生じていることが明らかになってきたこと。
 そこで、私たちが地域で取り組んでいる“東大阪国際交流フェスティバル”10周年を期しての企画として、ハンドブック『在住外国人むけ暮らしのガイド/指差し多言語対訳集(韓国・朝鮮語、中国語)』の作成に至りました。
 内容は、①困ったときの連絡先、②病院・薬局、緊急連絡、③買い物、郵便局、図書館、交番、食事、④労働・学校・保育所、④市役所への届出(外国人登録、結婚・妊娠・出産、健康保険・病気、年金など)を、できるだけ網羅するように努めました。
 残部の関係で、一人(一ヵ所)に多くはさし上げられませんが、地域のさまざまな生活の中で活用していただければ幸いです。
(特定非営利活動法人 東大阪国際共生ネットワーク・事務局)
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“東大阪国際交流フェス10周年記念”NPO東大阪国際共生ネット/指さしで意思疎通可能・暮らし情報対訳ガイド配布…ハングル、中国語と日本語で「病気になったらどうすればいいの?」「必要な役所への届出どうやって?」
 東大阪市の三ノ瀬公園で3日に開催される「東大阪国際交流フェスティパル」10周年を記念し、主催者の一つ、NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク(荘嘉時代表)が、『在住外国人むけ暮らしのガイド・指さし多言語対訳集』を作った。早くも注文が相次いでおり、フェスティバル当日会場で無料配布する。
 外国人住民が多く住む地域の商店主らが、手作り対訳を作成していることにヒントを得た。
 同市には、今年7月末現在で人口の約4%を占める、55ヵ国19,429人の外国籍住民が暮らす。うち韓国・朝鮮籍住民は15,463人、中国籍住民は2,640人。
 同ネットワークは、日常生活や緊急時に、外国籍住民が日本人と意思疎通しながら共に安心して暮らしていく街づくりの一助になれば、と作成した
 「困った時の連絡先」や「病局・薬局」「緊急時」「市役所への届出」など必要なページが日本語と対訳言語、どちらでも一目で検索できる。必要とする窓口の名称や電話番号が記されている。
 実際の救急搬送の現場に遭遇した市民からの声も取り入れ、「病気・薬局」の項目には、どこの部位を負傷し、治療が必要なのかが、瞬時に分かるよう人体のイラストも描かれ、使いやすい。
 「火災・事故・急病・盗難」「買い物」「理髪・郵便局」「図書館・交番」「食事」「学校・保育所」など生活の場面ごとに、言葉が通じなくても指さし方式でコミュニケーションを手助けしてくれる。
 行政窓口にも贈呈、フェスティバルで配布後、意見を聞き、今後に反映させる。東大阪以外の地域でも活用できる内容も盛り込まれており、同ネットワークでは、「暮らしやすい共生社会に向けて、このようなガイドが広がり、参考になれば」と話している。
 ハングル版2,000部、中国語版4,000部を印刷。A5判、40㌻イラスト付きカラー刷り。対訳には多くのボランティアが協力。同市を通じた自治体国際化協会の助成200万円とネットワークが集めた50万円で作成されている。問い合わせは同ネットワークTEL06-6721-6670」【毎日新聞2005.11.2】

東大阪のNPO作製・あす配布/言葉の壁解消・指さし対訳集…中国と韓国・朝鮮語版
 店や病院で、日本語がうまく話せない在日中国人や韓国・朝鮮人が指をさすだけで意思を伝えることができる――。東大阪市のNPO法人・東大阪国際共生ネットワーク(荘嘉時理事長)は1日、そんな「指さし対訳集」を作製したと発表した。中国語と韓国・朝鮮語に日本語の対訳を併記し、緊急時の連絡先のほか、病院や薬局、買い物など、暮らしのさまざまな場面に応じて役立つように工夫したという。
 対訳集はA5判、40㌻。自治体国際化協会の補助を受け、在日外国人らから意思疎通が図れずに困った体験談などを聞き取りして、約1年かけて中国語版4,000部と韓国・朝鮮語版2,000部を作った。
 対訳集には警察や消防、東大阪市役所の窓口など、困った時の連絡先一覧を掲載。美容院や郵便局、衣服や日用品売り場など暮らしに密着した場面でのやりとりを想定して、イラストを付けて指さしできるようにしている。
 意思疎通がより重要となる病院や薬局のページでは、人体図を記して、どの部位が痛むのかを伝えやずく工夫し、症状を示す単語や薬の種類を詳しく記した。
 市文化国際課によると、東大阪市の外国人登録者数は約20,000人。府内では大阪市に次いで2番目に多いという。商店主らから、コミュニケーションをスムーズに図る方法はないかと同ネットワークに要望が寄せられていたという。
 対訳集は同ネットワークなどが3日午前10時から、東大阪市三ノ瀬1丁目の三ノ瀬公園で開催する“東大阪国際交流フェスティバル”で無料で配るぼか、同市役所や布施商店街などでも配布する。問い合わせは同ネットワークTEL06-6721-6670」【朝日新聞2005.11.2】

東大阪のNPO/日本語対訳ガイド作製
 日本語が苦手な外国人などが安心して暮らせるようにと、東大阪市のNPO法人 東大阪国際共生ネットワーク(荘嘉時理事長)が中国語と韓国・朝鮮語について日常生活に必要な会話の日本語対訳をまとめたガイドブックをつくった。3日に同市の三ノ瀬公園で開く“第10回東大阪国際交流フェスティバル”で無料配布する。
 東大阪市は、人口約51万人のうち4%に近い約2万人が韓国・朝鮮人、中国人などの外国人。中国残留日本人孤児として帰国した人たちも多い。このため、外国籍住民に開かれた地域社会をつくろうと、一昨年結成された同ネットワークが、会話ができないことからくる日常生活の不便を解消しようと、約一年がかりガイドブックを仕上げた
 ガイドブックは韓国・朝鮮語版、中国語版の二種類。いずれもA5判、四十㌻。困ったときの連絡先▽病気・薬局▽買い物▽緊急(火災、急病、事故、盗難)▽買い物Iなど、日常生活の各場面に分け、日本語での会話や単語を中国語などと対比させながら紹介。会話ができなくても、ガイドブックの当該個所を指し示すことで通じるような構成になっている
 費用は約250万円で、計6,000冊作成。同ネットワークは、日本語に不自由な人のほか、行政窓口や店舗などで活用してもらいたいとしている。問い合わせは同ネットワークTEL06-6721-6670」【産経新聞2005.11.3】

在日中国人ら向け生活ガイド NPO作成/指させば東大阪丸わかり…対訳文や図で構成
 東大阪市のNPO法人 東大阪国際共生ネットワーク(荘嘉時理事長)は、在日の中国人や韓国・朝鮮人の日常生活を支えるための「暮らしのガイド」を6000部発行した。対訳文やイラストを指させば意思疎通が図れる構成にしており、同団体は「在住外国人の生活が少しでも便利になり、東大阪は住み良いところと感じてもらえたら」としている
 冊子はA5判40㌻のフルカラーで、韓国・朝鮮語版が2,000部、中国語版が4,000部。最寄りの病院や学校、行政機関を掲載した「困った時の連絡先」や「理髪店・美容院」「買い物・日用品」「食事」など10項目で構成している。
 注文をする時や郵便局で祖国への送金目的を尋ねられた時など、具体的な場面も想定。各㌻の下欄には「〇・×」印をそれぞれ描き、指し示せるようにした。

 同市は人口の約4%にあたる約20,000人を在住外国人が占め、国籍別では韓国・朝鮮人、中国人が約18,000人と最多。地域によっては、日本語が苦手な中国残留日本人孤児や中国人が多く暮らしているところもあり、同団体が昨秋に企画。「地域の国際化に貢献する先進的な事例」と認めた財団法人自治体国際化協会(本部・東京都)の助成を得て、約1年がかりで作成した。
 冊子は3日、市内の三ノ瀬公園で開かれた“第10回東大阪国際交流フェスティバル”で無料配布。今後、希望する人にも配るという。問い合わせは同団体TEL06-6721-6670。」【読売新聞2005.11.5】

在住外国人向け暮らしのガイド誌/東大阪のNPO
 特定非営利活動法人(NPO法人)東大阪国際共生ネットワーク(大阪府東大阪市、荘嘉時理事長)は、市内に在住する外国人を対象にした「暮らしのガイド」を作製した。韓国・朝鮮語と中国語も二冊で「困った時の連絡先」「病気・薬局」「学校・労働」など10のテーマごとに必要な用語をまとめた。
 利用者は伝えたい言葉をガイドの中から探してさし示せば、意思疎通できる。公的な助成金を活用して計6,000部を作製。来日して間もない人や商店、行政窓口などに無料で配布する。問い合わせは同団体TEL06-6721-6670。」【日本経済新聞2005.11.8】



NPO東大阪国際共生ネットの各講座紹介

《その1》
舞
韓国伝統舞踊を一緒に踊りましょう!

~韓国の美しい張智恵先生と共に舞う~
大阪・名古屋で伝統舞踊の普及に力を注ぎながら、韓国国立劇場などの舞台でも
活躍を続ける
張智恵を、あなたも感じてみませんか?
◎対象者:初心者の方はもちろん、経験者の方も大歓迎です。
(見学も随時受付中です。)

張智恵先生プロフィール
 ・韓国舞踊家
 ・大阪出身、在日韓国人三世。
 ・韓国人間文化財・李梅芳氏に師事。
 ・1998年 韓国重要無形文化財第97号 
 ・1998年 「サルプリ舞」 履修者認定
 ・2000年 大阪文化祭奨励賞授賞
 ・2004年 韓国重要無形文化財第27号 
        「僧舞」 履修者認定

◆ 練習日 毎週金曜日pm7:00~9:00
◆ 場 所 ISD布施(大阪経済法科大学留学生寮) TEL 06(6732)5222
◆ 費 用 月額5,000円(学生割引あり)
◎ 申込・問い合わせは ◎
 
◇ TEL 090-3464-8389 (鄭)
 ◇ NPO東大阪国際共生ネットワーク TEL&FAX 06(6721)6670





《その2》
チャレンジ二胡合奏団
=中国楽器の二胡や鼓笛などを、いっしょに奏でてみませんか?=
年齢・経験の有無は問いませんので、どしどしご参加ください


◎講師は王克非老師が毎回、指導してくださいます◎
◆ 練習日 毎週月曜日pm7:00~9:00
◆ 場 所 ISD布施(大阪経済法科大学留学生寮)
◆ 内 容 中国の楽器演奏、及び日中交流を行う。
◆ 楽 器 お持ちの中国楽器等をご持参ください(あっせんもいたします)
◆ 費 用 月額2,000円
◎ 申込・問い合わせは ◎
 
◇ 担当:TEL 090-4288-3698(大菅)
 ◇ NPO東大阪国際共生ネットワーク TEL&FAX 06(6721)6670
(田村)





《その3》
楽しい世界・アジアの料理教室
=アジア・世界の料理をみんなで作り、試食と交流をはかります=

◎毎回、各料理の講師が変わり、自慢の味を披露していただきます◎


《第7回料理教室の案内》
『アフガニスタン家庭料理』

◎2010年2月14日(土)午後3時より
◎会場:東大阪市若江岩田駅前市民プラザ・5F料理教室
【地図参照】
◎講師:ホダダットさん&家族
(アフガニスタン人)

◎料理:
①コフタ(コフタとはダンゴの意味:ハンバーグのようなミートボール)
②サブズィ
(ほうれん草とひき肉のスパイス炒め)
③コルマ
(チキンとひよこ豆の煮物)
①フィルニ(コーンスターチ、牛乳、砂糖で作ったカスタードのようなデザート)
②アフガンサラダ
(ナスやトマトなどと黒胡椒のきいたヨーグルトドレッシング)
③カビリ
(お米に、にんじんとレーズンを乗せたピラフ)


※準備の関係で、事前に申込みが必要です(どなたでも参加できます)



◆ 参加費 1,000円 ◆ 定員 30名程度
◎ 申込・問い合わせは ◎
 
◇NPO東大阪国際共生ネットワーク TEL&FAX 06(6721)6670 
E-mail kokusaiks@e-sora.net





NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
TEL&FAX 06-6721-6670 E-mail kokusaiks@e-sora.net